おおもりカレーは今後どうしたいのか
月曜の憂鬱な気分を昨日の文学フリマの余韻で乗り越えました。
終わってしまったら燃え尽きるのではないか、と思っていましたがそんなことはなかった。
わたしはもっと、じぶんの本を読んでもらいたい。
そんな贅沢な願いが生まれました。100部売りたい、とかではありません。
文学フリマのために作った15部すべてを、誰かに届けたい。
もちろん、最初は在庫を全部引き取る!売れなくて当たり前!と思っていましたが、エッセイ8冊、歌集4冊を直接購入してくださった方に手渡ししたあの幸せな瞬間が忘れられないんです。
同じ出店者という立場から購入してくださった余白者のやまざき想太さんが2冊も購入してくださいました。
準備期間を知っていたので、同志だと勝手に思っています。ゆっくりお話はできなかったけれど、お互いの本を「大事に読みます」と受け取ったのが印象的でした。もっと頑張りたい、と思わせてくれました。
noteやwebカタログきっかけで来てくださった方は見本誌を手に取らず「ください」と言ってくれた。これって、信頼だ。
わたしの思いを受け取ってくれた。ひとりじゃないと教えてくれた。わたしはあなたたちの信頼を裏切るようなことはしないと約束します。これからも正直な文章を書き、いつかまたどこかでお会いしたいです。
見本誌コーナーから、ブースで立ち止まってから買ってくださった方にも感謝です。限られた時間の中で、なにかいいなと感じ取ってもらえて、その上購入してもらえたなんて信じられません。あなたたちはわたしに自信を与えてくれました。
有給か、もとから休みだったかはわからないけれど大事なお休みの日に、交通費も入場料もかかっていて、あんなにたくさんの人がいる中、たくさんのブースの中をT-14と唱えながら来てくれたと思うと感謝してもしきれません。本当は握手したかったです。
もっと皆さんとお話をしたかったけれど、緊張と目の前で本が売れたことに驚いてしまってそれどころではありませんでした。
だから、次は文学フリマよりももっと小さな場所で、来てくださった方とお話をしながらお渡しをしたいと思いました。
レジャーシートに段ボールの机を置くような、それくらい小さな場所でおおもりカレーを作りたい。
具体的にどのイベントで、とかはまだ調べていませんが、きっとあるはず。
皆さんが受け取ってくれた素敵な本を、もっともっと届けたい。そう思わせてくれたのは昨日来てくださった8人もの皆さんのおかげです。
星の数と言って過言ではない中から、わたしの本を見つけて、そして購入してくださりありがとうございます。
まだまだ書きたい、本を届けたいと思わせてくれてありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします。