(副作用対策)味が変わって食べれない①
こんにちは、むーちゃん先生です。
がん治療を始めてから、
このような
味の変化に関するご相談を多くいだきます。
食べることは生きる上での大きな楽しみですし、生活の一部ですよね。
そんな患者さんにいつもおすすめする方法を3回のシリーズに分けてご紹介します。
① 食べられるものとダメなものをリスト化しましょう
味には塩味・甘味・酸味・苦味・旨味があります。塩味は感じないけれど甘味は分かるなど、人それぞれ味覚の変化の状態には差があります。
自分自身が今食べられる食べ物や味を探して、リスト化してみましょう。旨味は味を感じやすいと教科書的にはよく言われますが、経験的にはこれも人それぞれです。
抗がん剤や放射線治療による毒性が体から消えてくれば、味覚も徐々に復活していきます。経験的には治療終了後1ヶ月以降に戻ってくることが多いと感じますが、移植などの長期間に渡る治療の方はかなり長く味覚異常が続くこともあります。
ちなみに、頭頸部のがんの手術後の患者さんも手術後に嗅覚障害から味が分からなくなる方が多くいます。手術後の方は抗がん剤や放射線治療による回復に時間がかかります。戻ってきても最初はうっすらと味を感じる程度でしょうか。
また症状改善には時間と薬も大切です。
気合で乗り切る方も一部いらっしゃいますが、
このように本当に食べるのが辛くなったら一度休んでも大丈夫です。
その時は点滴に頼ることや胃ろうを作るなど口以外からの栄養補給も検討してみましょう。
また、食べられるようになるまで焦らずゆっくりと進めていきましょう。
次回は2つ目のポイントについてお話します。
少しでもご参考になれば♥やフォローよろしくお願いします!
🍀他の副作用対策はこちらからどうぞ↓
🍀むーちゃん先生ってどんな人?
いいなと思ったら応援しよう!
読んで頂きありがとうございます!少しでも皆さんのお役に立てると幸いです!