無力・無気力からの脱出法 【宇宙意識ガイダンス】
Q. かなりの無力、無気力状態です。
自己肯定感ではなく、自己効力感を
ある程度感じて生きて行きたいです。
自己効力感を獲得する方法はありますか?
そして、それが今の私に実行可能ですか?
A.あなたの心にある重たいざわめきは、
ある時は激しく、ある時は静かに
絶望を連れてきて、
あなたの心全体を
呑みこんでいってしまうように
思えるだろう。
しかしそれは
一定のリズムを持って波打つ
鼓動のようなもので、
必ずしも大きな声のように
響き渡って支配してしまう
類のものではない。
小さな声に耳をそば立て、
今一度小さな物事から進めて
力をとり戻していくのがよい。
例えば小さなあいさつ、
小さな声かけ、
小さな習慣などが
それにあたる。
小さなことが無視されがちなのは、
それが決して
大きな事柄に結び付かないと
人々が思い
軽視してきたからだ。
ところが実際に
事を大きく動かした人に聞いてみると、
いかに日常の
小さなことに対して
気を配り
注意を向けて
大切にしてきたかが分かるだろう。
小さな習慣、
例えば外へ出る時に
声をかけて出る、
音のない状態に
気を配り過ごす、
不快な物音に対して
我慢をせず告げる、
などもその内に含まれる。
心が乱れるような物事に出会う時、
人は無意識に
それを我慢したり
内に押しとどめたりして
公にしない癖がある。
それは一見
大きな物事を引き起こさない
かのように思えるが、
いざ自分の城を出て
外界へ踏み出そうとした際に、
あらゆる物事が億劫になり
心を閉ざしてしまう
原因になり得る。
それは
“自分を大切にしていない”
という
あなたへのメッセージとして
体全体に伝わってしまい、
何かの折に
体を頼れないという
癖がついてしまう。
心を開いて
自分に向き合うということは、
何から何まで自分の思い通りに
機嫌を保って生活していく
という形で語られることも多いが
そうではなく、
実際には
より大きな括りでもって
自分に見える物事を
捉え直していく
という作業に他ならない。
それは地味で単調な作業のため
嫌う人も多い分野だが、
それを行うことにより
あなた自身との信頼を取り戻し、
エネルギーを蓄え
自意識の外に出て
物事を成し遂げていく
気力を取り戻せることとなる。
安心して、
今見える一歩一歩を道に委ね
進んでいきなさい。
心の声を聞くことは、
その大きな足がかりになる。
普段は見えなかった景色が
そこに現れてくるのを楽しみに、
一歩を進んでいきなさい。
愛しているよ。
愛を伝える日を
共に持とう。
いつも心を
澄ませておくといい。
追加Q. 上記の、
「より大きな括りでもって
自分に見える物事を捉え直す」
とはどういうことですか?
A.言葉の選び方が難しい分野だが、
多くの場合は
今見える出来事に対して
信頼を置き、
心の声に従って
選び直すという作業になる。
例えば何かが気に入らない場合に
それを選んだことを受け入れ、
改めて自分の選びたい
感情や感覚を選び直していく、
というものになる。
自分の好みを知り、
他者の理想とは分けて
考えることが
必要になってくる。