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読書感想文:Ashley Poston "The Dead Romantics"

ロマンス作家のゴーストライターをしているヒロイン。葬儀屋の長女として育ち、父親に似て幽霊が見える体質。長年温めていた自伝的小説のネタを作家の恋人(元カレ)に盗まれて以来、恋愛不信になりロマンス小説がかけなくなってしまう。担当になった編集者に惹かれていくが、彼は交通事故に遭い彼女の前に幽霊として姿を現す。幽霊をどんどん好きになってしまうヒロイン、さーどうする?

ロマコメ萌えのない自分がなんでこんな本を図書館に注文したのか不明。多分どこかで読ませたくなる書評を読んだのでしょう。地元の図書館に繋げてあるリーダーアプリは、20冊まで予約できるので、書評や書店で面白そうな本を見たらホールドリストに入れておきます。人気がある本は数ヶ月待ちになることもあって、自分の番が回ってくる頃には何で読もうと思ったのか忘れている。

それなりに笑わせてくれたし、「幽霊が見える体質」と「ゴーストライター」を掛けていたり、想定外の展開があったり、話の紡ぎ方が上手だなあと思ったけど、どうしても恋愛要素には萌えない。体質なんですみません。大昔のデミ・ムーアの映画「ゴースト/ニューヨークの幻」みたいなロマンスが好きな乙女感性の方にはオススメ。

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