【さ迷える喜寿ゲーマー廃プレイ日記】
Chapter 1. 5,000時間
とうとうCities Skylinesの累計プレイ時間が5,000時間を超えた。
友人にそのことを話したら、彼の息子もゲームに嵌っていて一日中パソコンに向かっているそうで。それでも一日10時間、寝食もそこそこに土日休日なしでぶっ通しでやっても5,000時間になるには500日かかりますよ?と言われた。
まあいろいろと言い訳はあるんだが。
Cities Skylinesの発売は2013年だった。が、そこから一二年は買わないで様子を見ていたと思う。なにせ生活困窮者レベルの独居老人なので、若人のようにゲームにポンと大金をはたく真似はできない訳で、すぐには手を出さなかった。あ、出せなかった。か。
しかし、おそらく2015年あたりには始めていたかもしれない。
Unityエンジンで作られているというので興味はあったんだ。
UnityはC#が使えるというので、リリース当初はいろいろ触ってみたりもした。ゲームプログラミングで一番面倒だと思われるレンダリングなどがモジュール化されていて、プログラマの負担をかなり軽減してくれそうではあった。特に経路探索AIが良く出来ていて、かなり手軽にそこそこの物が造れる可能性が見えていた。しかし仕事でもないのにプログラミングに没頭するという情熱を搔き立てるには少々歳をとりすぎているという事情もあって、ゲームプログラマへの道は断念した。
ゲーマーでいいや。
相当なヘタレだけど。
シミュレーション系も好きなんだな
いや。シミュレーション系は「A列車で行こう」シリーズで、そこそこやりこんだ覚えはある。多分AIVあたりからA9まで全部やったと思う。アートディンクさんには「ルナドン」シリーズ(1)でそこそこ遊ばせてもらったし、なんか分からんけど今で言うオープンワールド風の匂いがしてて好感を持っていた。
A5で車窓モードにして、シンフォニックオケ(ワルシャワフィルだったかな?記憶曖昧)のBGMを聴きながら、造った街を眺めるのは楽しかった。
SimCityもやったな。しかし、こっちは交通渋滞が酷くなると、ピストルぶっ放す奴が現れたりで、ちょっとなじまなかった。
で、CitiesSkylines 5,000時間の話だが、2015年からとして、七年で5,000と考えると、さほどど嵌りしていた訳でもなさそうに見える。実際この間、他のゲームに費やしてた時間のほうが多いと思う。
なにせさ迷えるオンラインゲーマーだぜ?
ここ数年だけでもさらっと思い返すと、WoW(2)、GW2(3)、FF14(4)、TERA、黒い砂漠、復活FF11(5)、Lost Arkあたりはある時期集中してほぼ廃プレイしてたし、それ以外のインスト即アンインスコの量産型MMORPGもかなりの数に上るし、オンゲ以外のシングルRPG(ドラゴンエイジインクイジション、Dragon’s Dogma: Dark Arisen、二の国etc.)もやってたし、なんといってもNier:AutomataとWitcher 3:Wild Huntは出色だった。
ああ!2Bのケツに出会って、それまでパイオツフェチだった僕はケツフェチに転向したくらいで(え?
NierはA~Eエンドまで全部やったし、Witchur 3も全ての流派の伝説級装備を造ったし、バッドエンド、シリウィッチャーエンド&女帝エンド、ディクストラ・男爵・キーラ・オルギエルド・シアンナそれぞれの生存&死亡ルートなどなど一応見た。
ということは、さ。
これだけ他のゲームをやっててCitiesSkylines 5,000時間て、すごくね?
大体ピアノがちゃんと弾けるようになるまで3,000時間とか言われてる訳で、そっちに時間振り向けたらいまごろドビュッシーだって弾けてたかも、と良心が(ちょびっと)痛む。
なんでそんなに嵌ったの?
用意した言い訳というのは・・・
CitiesSkylinesって、ロードに半端なく時間がとられるのだよ。
半年前にPC新調して、AMD Ryzen 5:3500 6-Core Processor (3.60GHz)、RAM16GB、GeForce GTX1660Superとそこそこの構成でも、Steamのランチャーからゲーム画面まで15分くらいかかる。それ以前だったらもっとかかっていたはず。なおかつ、ゲームで使うMOD(6)の細かい設定なんかはそのゲーム画面じゃないとできない。何か新しいMOD入れて動作確認して、あるいはアセットの見栄えや動作確認して、使えないとなるとまた最初のランチャーからやり直しになる。(なんかバグでゲーム画面からメインメニューに戻ろうとすると必ず落ちる。)
なので、実際にプレイしたのはずっと少ない。筈だ。
って、言い訳になってないかw;
ロード待ちだってゲームに時間とられてることに変わりはないんで。
そんなこんなで七年もやってるのに、いまだ一枚のマップもコンプしていない。大体人口10万人くらいでなんらかの問題で行き詰まって、また一から作り直しの繰り返し。
そもそも僕にはデザイン(特に都市デザイン)のセンスがないんだ・・・Orz。
YouTubeなんかに上がっているProまたはその上のModderと言われる人たちの美しい街並みを見ると、なんともやりきれない。
はいはい。私は永遠のNoobですよ!
せめて彼らの半分くらいの完成度でいいから81マスマップで一つの都市を完成させたい。人口は・・・まあ百万とは言わないけど30万くらいにはしたい。
これだけやってきて、やっと最近いくつかのMODを使えるようにはなってきた。
District Styleの設定と動作が少しわかってきた。Industry DLCを買ったら、景観がよりリアルになった。
MODという落とし穴
インターチェンジなども、昔はワークショップにある出来合いのものを使っていたけど、今は自作でその状況にあったものが比較的短時間に造れるようにはなっている。
Network Multi ToolやNode Controller、Intersection Marking Tool、Move it!、Find it!あたりのMOD(これらはマジ便利!)も少しは使えるようになった。
でもまだ良く使えてないMODもある。(今数えたらMOD76個も入ってたし;今となってはどれが必要でどれが不要かもわからない・・・最初のころよくわからないくせにいろんなもの入れ込んで、グチャグチャになってる。ちなみにアセット(7)は3,043個)。苦手なのはTreeの配置。無計画にMAPテーマ等を入れ込んでたせいで、やたら木のアセットが多くて、どれを選んだら最適なのか迷うことが多い。種類か多いし、実際に配置してみないと外見が分からないのだ。名前覚えりゃいいんだけど・・・ネット動画なんかでは皆さん上手に綺麗に木々を配置してビューティフォーな街並みを作っているのに・・・Forest Brush入れてみようかな、とか考えている。
少しづつだけど上達しているところもある。
例えば貨物列車渋滞(他都市への移動で詰まる)の回避方法。ネットで探して、日本語の記事だけじゃなく、Forumの英文記事なども参考にしながらなんとか回避の方法を見つけた。(これについては次回以降でおいおい紹介して行くつもり。)
日本語化MODには昔からかなり助けられてきた。有志の皆様にはただただ感謝の言葉しかない。しかし、CitiesSkylinesはやはり英語でやるべきだと思う。例えばFind it!の使い勝手がまるで違う。ゲームオプションで動的に日本語ー英語を切り替えることが分かったのはつい最近のことだけど・・・
連載への意欲、だけはある・・・
そもそもCitiesSkylinesなんて、もうとっくに旬を過ぎちゃっていて、いまだに遊んでいる人なんているのかしら、とか思う。
そういえばNierもWitcher3もがっつりやってたのは、みんなが遊び倒して飽きて離れた頃だった。
周回遅れは僕の仕様です!!
そんなわけでこのブログではしばらくCitiesSkylinesの街づくりの悪戦苦闘を、僕なりのMODの使い方を紹介しがてら、(不定期)連載形式で綴って行こうと思う。
※このブログはゲーマー用語(ネット略語、隠語も含む)で溢れているので、一般人向けにちょこっと注釈なんかも入れてみる。
(1)ルナドン
Artdink社の「ルナティックドーン」シリーズ。シングルRPG。とにかくやたらマップが広くて、それだけでワクワクしていた覚えがある。
(2)WoW
World of Warcraft。言わずと知れたMMO(多人数同時接続型)RPGの最高傑作のひとつ。
ただし日本語ローカライズされていない、いわゆる「おまくに」(お前の国じゃやらせない、の略?)ゲームなので、不自由な英語でやるしかないのだが、それでも面白かった。
(3)GW2
Guild Wars 2。これも「おまくに」だが日本人のコミュニティーがあって、音声チャットで話したりは出来た。個人的にはWoWより気に入っていた。月額課金でもアイテム課金でもなく、一度パッケージを買ってしえばいつまでも遊べた。
(4)FF14
ファイナルファンタジー14。FFXIVなどとも表記される。「光のお父さん」で一般人にも知られてるタイトルかな。今現在一番人気のMMORPGだろう。
(5)TERA、黒い砂漠、復活FF11
MMOとしては定番ともいえるタイトル群。どれもそこそこ遊べた。特にFF11(ファイナルファンタジー11:FFXI)は2003~4年頃、どっぷり嵌ったが引退して、2018年に15年ぶりに復帰した。かつてはPT必須(というか強要)のゲームでかなり使い勝手が良くなかったが、バージョンアップを重ねてソロでほとんど何でもできるゲームに変わっていた。
(6)MOD
ソフトウェアに追加してその動作を改変(modify)する、断片的なデータやプログラムなどのこと。特に、ゲームソフトなどの商用ソフトウェア製品について、開発・販売元が関知・関与せず、利用者の有志などが非公式的に開発・公開している改造データなどを指すことが多い。 (IT用語辞典)
最近の多くのゲームがMODを導入できる作りになっている。無難なのはグラフィックの見栄えを良くしたりするMODだが、ゲーム開始直後から無双OK、資金無制限などというチート(ズル)MODも多くあり、じつは大変重宝している(笑)。
(7)アセット:Asset
Unityを触り始めたころ、ユーザが作ったオブジェクトをUnityゲームで使用できる作りになっていると知って驚いた記憶がある。初期のころから様々なアセットがユーザコミュニティで公開されていて活況を呈していた。
Unity本体は(確か今でも)フリーで、プログラミングがさほど出来なくても触れるのでゲームプログラミングに興味がある人は注目です。
ちなみにC#もMicrosoftからフリーでダウンロードできるはずで、それほど難しくないのでチャレンジしてみるのもいいかも。