心が迷った時には、自分に「目的」を問いかけてみる
「心の鐘を鳴らすアクセサリー」をお届けする、ハンドメイドアクセサリー作家のyumiです。
なんだかここ最近、地に足がついていないような状態がずっと続いていました。
普段の生活も、ハンドメイド作家活動も、趣味さえも、あらゆることが、ふわふわしている感覚。
自分だけど、自分じゃないような、不思議な感じ。
これは、一体なんだろう?
何が起こってるんだろう?
答えが出ないまま、それに対して対処したいけれど、方法がわからず、どうすることもできないまま、時間だけが過ぎていきました。
苦手な、娘の懇談会
でも今日、その答えがようやく出たと思えるような出来事がありました。
今日は、娘の幼稚園最後の懇談会。
懇談会では、クラスの先生と保護者が集まって、先生から子どもたちの園での様子を聞いたり、保護者からも一言ずつ話をしていきます。
実は、私はこの懇談会がものすごく苦手。
もともと極度のあがり症なので、いつもこの保護者から一言という場面で緊張し、頭が真っ白になり、考えていたことを言うのでいっぱいいっぱいになってしまうのです。
そんな状態なので、幼稚園生活最後の懇談会で、「何か素晴らしいことを言わなくてはいけない」と、勝手に自分にプレッシャーをかけていました。
緊張と不安の中、やってみたこと
当日になり、予期不安がどんどん増していく中、自分自身に問いかけてみました。
私の目的は、何?
すると、「感謝の気持ちを伝えたい」という答えが返ってきました。
そう、私は別に素晴らしいことが言いたいわけじゃない。
3年間娘と過ごしてくれたお友だちに、見守ってくれた先生に、ただただ、感謝の気持ちを伝えたいんだ。
だから、どんなヘンテコな表現でもいい。
文章になんてなってなくてもいい。
私の、生の言葉を伝えよう。
そう思ったとたん、ふっと緊張が和らぐような、気が楽になったような気がしました。
そして、ついにその一言を言う場面に。
なんと、こんなにも自分の中から言葉が出てくるのかと驚くぐらい、生の感情に乗せた言葉がすらすらと出てきたのです。
3年間で本当に初めて、しかも最後の最後に、ようやく自分の心からの言葉を伝えられたような気がして、とても嬉しくなりました。
普段の生活や、作家活動に対しても同じ問いかけをしてみた
私の目的は、何?
その問いかけを、普段の生活やハンドメイド活動に対してもやってみたところ、
子どもたちと笑って過ごしたい
お客様にときめきを届けたい
そんな答えが返ってきました。
すると、
今は他のことは置いておいて子どもたちとの時間を存分に楽しむ時だな、とか、
無理にSNS更新などのハンドメイド活動をやらなくてもいい時だな、とか、
自然とやるべき行動、やらなくてもいい行動がはっきりしてきます。
目的がはっきりすると、心が伴わないまま、やみくもに行動しなくても済むようになる。
そして、行動のひとつひとつが腑に落ちることで、無駄に子どもたちにイライラしたり、ハンドメイド活動に対しても、人と比べて焦ったりすることなども減ってくるのです。
霧が晴れたように心がすっと落ち着く、そんな感覚です。
これからも、心が迷った時には、
私の目的は、何?
これを、いつでも自分自身に問いかけようと思います。