当たり前だけれども、段取りが大事1⃣
調整力とは
昨日は正直中身のない投稿(だけれども、必要だとは思う)だったので、早速エージェンシーパーソンに絶ッッッッッ対に必要な調整力について、自分なりの経験則から6つの要素に分解して解説していきます。
で、いきなり段取りが大事と言われても、”何をそんな当たり前なことを”、”言われなくても分かってるよ”と思われましたよね。
いや、本当にそうです。でも、その当たり前を100%出来ている人は多くありません(自分も含めて・・・)。ここからは、自分のことは棚に上げて理想の段取りについて説明します。
自分にとっては、この調整力が社会人における基本的なスキルで、何よりも大事だと考えています。この調整が出来ないと、広告業界の中ではバトンリレーを上手く繋げず、周囲から信用が得られません。
信用が得られないと、面白い仕事や大きな案件へのチャレンジする機会も得られない為、本当に大事なスキルです。
(重要なことなので、前の投稿と同じことを重ねています)
❶締切がない仕事なんてない
基本、仕事に締切はありません。「締切ってほどじゃないけど、●●までにはして欲しいです」という人は優しい風を装っているだけの歴とした”締切の提示”です。
ほとんどの人が怠け者です。締切が見えていなければ動きません。
だからこそ、もし仮に仕事を受ける側の場合は、明確に締切が提示されなければ、きちんと「いつまでにやればよろしいでしょうか?」、「●●日までにご提出する予定ですが、大丈夫でしょうか?」という風に締切を決めましょう。
どんな小さなことでも請け負う際に、仕事内容とセットで締切も確認するのが鉄則です。その締切が、怠け者の自分を動かします。
❷成果を合意せよ
もう1つ、仕事を請け負う際にすべきことが、成果(目標/ゴール)を合意することです。
よくいますよね、「●●君なら優秀だからあとは任せたよ!」とふわっとした説明だけして、後日成果物を出した際に、「違うんだよなあ、ちゃんと説明したけど、俺の説明の仕方が悪かったのかなぁ」と言う人。
そうです、あなたのせいです。基本的に依頼した通りに事が運ばなかった原因は、仕事を振る側/指示する側にあります。
でも、それで相手をただ責めているようでは2流のエージェンシーパーソンです。これだけ多くの人が関わるからこそ、伝言ゲームのように話が流れていきます。その過程で要件が変わることが多々ありますが、せめて自分だけは伝言ゲームを100%一言一句違わず進められるようにしましょう。
そのためには、仕事を請け負う際に、成果を具体的に示さない人でも、自ら「●●日までに、ここまで資料を完成させればいいですよね?」、「インフルエンサーキャスティングの方向性だけでよいですか、それとも具体的な候補までいくつか用意した方がよいですか?」とヒアリングするのです。
そのヒアリングを拒否する人がいるのであれば、その人との仕事はそこまで真剣にやらなくて大丈夫です。なぜなら、その人の仕事へのプロ意識はその程度のものだから、その人が持っている情報も正しいかどうか信頼できません。その人の求める通りにやっても、成功しない/評価されないことの方が多いと思われます。
今回は仕事を請け負う際の注意点までご説明です。次回の投稿は、請け負ったときに自分の中で整理することについてご説明します。