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私が書きたい本の話

私の夢のひとつに

「いつか本を書きたい」

という夢があります。

一冊でいいから本を出版して、形として自分の作品を残してみたいと思っています。

友人に何冊も本を出版している方々がいます。
その友人たちは今、相続の小説を書いていて、その進捗を聞くたびに、その発売が待ち遠しく、またうらやましくなるのです。

出版云々はさておき、私がどんな話を書きたいか、を書いてみることにしました。

ハラスメントを小説に

私はハラスメントの社外相談窓口受託という仕事をしています。

それは、職場でつらい思いをする人がいなくなるように
だれもが明るく楽しい職場で最大のパフォーマンスができるように

そんなサポートをしたいと思っているからです。

ハラスメントをしている人たちは、自分たちがハラスメントをしていると全く自覚していません。
そのことが、ハラスメントがなくならない大きな要因だと考えています。

ハラスメントをしている人が「悪い人」なのではなく
その人たちがただ「気づいていないだけ」なのだと思うのです。

自分の正義を相手に押し付けていることに気づいていないだけ。

だからある日突然
「パワハラ上司」というレッテルを貼られ、降格になったり、退職に追い込まれたりして驚くのです。

私は、そんな人たちの「気づき」となる小説を書きたいのです。

あらすじ

舞台は地方の製造業の会社。
同社はウェルビーイングに舵を切り、社員にハラスメントアンケートを取った。
それから1か月後のある日、人事部長に呼び出され、アンケートでパワハラ上司として名前があがっていることを告げられる3人。

3人は「管理職特別研修」を受けることになる。

一人目の佐藤隆志は高圧的で声が大きく、自分の考えがいつも正しいと思っている営業課長。
上司と部下の関係は縦の関係で、部下には黙ってついてきて欲しいタイプ。

パワハラの6項目の一つ「精神的攻撃」を無自覚にやっている人。

二人目の中村敦は、パワハラと言われるのが怖くて、部下に仕事を任せられない主任。
小さい子供がいる部下に配慮してすべて自分で仕事をしてしまう。
ホワイトハラスメント。

パワハラの6項目の一つ「過小な要求」を無自覚にやっている人。

三人目の田中美咲は情に厚くバイタリティに溢れる女性。
リーダーとして部下の女性の介護問題に首を突っ込み過ぎて、実は嫌がられていることに気が付いていない。
相手のために行っているので、相手を傷ついているとは全く思っていない。

パワハラの6項目一つ「個の侵害」を無自覚にやっている人

3人は研修の中で、幸福学、自己受容、認知のゆがみ、アンコンシャスバイアス、アサーティブコミュニケーション、傾聴を学び、気づきを得て変化していく。

パワハラとは何か?

上司と部下の信頼関係を築くには何が必要なのか?

その問いの答えがみつかるストーリー。

夢を叶える

夢を叶えるためには、行動が必要です。

このストーリーを本にする。

そのための行動を開始しようと思います。

あえて、ここ宣言することで、自分への喝を入れて、書き始めようと思います。

もし、ご縁がありましたら、いつの日か私が書いた本を読んでいただけると嬉しいです。

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