NHK高校講座「ロンリのちから」はオススメです。ドラマ形式で論理の基礎が学べます。
NHK高校講座には、よいコンテンツがそろっています。
数学とか、物理とか、化学とか、
「お!なかなかおもしろいな。」と思わせる実験もあったりして、
私はけっこうよく見ています。
中でも、
「ロンリのちから」は秀逸なコンテンツです。
ダマされたと思って、
1話だけ見てみてください。
1話10分のドラマ仕立てになっていて、
とある高校の映像部員が「映画を撮っている」という
舞台設定です。
いわゆる、劇中劇(げきちゅう げき)となっており、
この時点でメタ構造(入れ子構造)になっています。
撮影している映画の内容は、
アリスとテレスという2人のアンドロイドが、
自我に目覚める話になっていて、
ドラマとしても、なかなかおもしろいです。
また論理学を少々知っている人にとっては、
小ネタも満載です。
→アリストテレスは論理学の基礎を作った哲学者です。
→また「不思議の国のアリス」を書いたルイス・キャロルは
数学者、論理学者、作家であり、
作品内で、メチャクチャな論理で遊びまくっています。
また出演者も
・緒川 たまきさん
・山崎 紘菜さん
・仁村 紗和さん
他、高校講座にしてはかなり豪華な出演者です。
さらに監修者は野矢 茂樹さんです。
→哲学者、論理学者。
立正大学教授。東京大学名誉教授。
参考までに以下にタイトル一覧を記載します。
■タイトル
(1)三段論法
(2)誤った前提・危険な飛躍
(3)逆さまのロンリ
(4)接続表現・ことばをつなぐ
(5)水掛け論・理由を言う
(6)暗黙のロンリ
(7)仮説形成
(8)否定のロンリ
(9)類比論法
(10)合意形成
※(11)~(20)は記載を省略します。
一覧のNHKページはこちら。
参考書籍はこちら。
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