Hiroto_Kishima

大槌町地域おこし協力隊|大槌町観光交流協会 デザイン担当|グラフィックデザインなど|

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無数の本に埋もれた一冊の日記。

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最近の記事

大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.08

一章 向かい風に背を向けたら追い風かしら怒涛の八月が過ぎ、そろそろ井上陽水の『少年時代』、もしくはフジファブリックの『若者のすべて』が聞きたくなってくる今日この頃、観光協会はまもなく迎える大槌まつりに向けててんやわんやといったところ。 今年もポスターとチラシを担当させていただいた。 三年目、毎年やりがいのある仕事です。今年はポスターを町内に配って周り、実際に掲示されているところを見ると、言葉にできない達成感があります。とても楽しい仕事でした。 外に張り出すポスターであるので、

    • 本棚のどこかにあった日記11

      餃子のように焼かれたよ

      • 大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.07

        一章 白がある生活私は同じものを毎日三食食べても苦痛ではないという性質があり、また、一つの食べ物にハマるとしばらくそればかり食べているという生活を送っている。6月下旬からヨーグルトにハマってブルガリアヨーグルトの400gにスプーンを突っ込んでもぐもぐと食べる。素材の味。美味ーい。 吉里吉里学園中学部の男の子が観光協会へ職業体験にやってきた。 観光協会の仕事は非常に幅広く、またそれぞれのメンバーがどのような観点から観光に携わっているのか、必死に吸収してくれたようです。 私は観

        • 本棚のどこかにあった日記10

          映画『ルックバック』を食らった一日

        大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.08

        メンバー特典記事

        記事

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.06

          一章 斜陽の意味、知らなかったあの日。「おいおいおい!今月は推しの誕生日じゃないか!」って一人お祭り騒ぎをするオタクの方々の気持ちがわかる。今月は尊敬する人の誕生日であり、ああ、6月の斜陽が眩しいです。彼の作品と出会ったのは中学校二年生の頃、教科書で読んだ『走れメロス』だったのだけど、なんだかそれがとても好きで、しばらく時が経って他の作品も読み始めた。 ちなみに最近のお気に入り作家は江國香織さんです。 6月のかがり火は「吉里吉里大神楽」「向川原虎舞」「雁舞道七福神」「吉里吉

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.06

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.05

          一章 湿った砂5月の下旬、年に一度あるかないかのネガティブゾーンに入った。 大体寝れば忘れてしまう性質なのでとりあえず布団に入って、案の定すやすやと眠りに陥り、しかし目を覚ますと靴のまま海に入った後のような憂鬱さがどんよりと立ち込めている。まもなく梅雨入りである、なんとも不穏な空気だが、気分が晴れるような出来事を探していこう。 5月7日に大槌町観光交流協会のYouTubeチャンネルで公開した新作アニメ『大槌超神楽ダイハンマー』はなんと現在5万回再生を突破し、たくさんの方々に

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.05

          本棚のどこかにあった日記9

          ソフトうしとランデブー

          本棚のどこかにあった日記9

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.04

          一章 寄り道スキップあっ、春ですよ! わ〜、嬉しいね〜! 4月に入ってから毎週土曜日、一時間ほど散歩をすることにしている。存外これが楽しくて、ぺたぺたとクロックスで街中を歩き回るとまだまだ発見があるのだ。改めて古廟橋から工事中の小鎚川を見下ろすと、流水の綺麗さに心まで透き通るよう。地元の荒川とは違います。 私の心はもちろん小鎚川です、そうですよね? 桜の季節になると協会の古屋さんが、桜の見どころスポットや咲き始めから満開、散り始めまで丁寧に記載された「さくらだより」をまとめ

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.04

          本棚のどこかにあった日記8

          たまには真面目な話でもしないと

          本棚のどこかにあった日記8

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.03

          一章 まだまだほんのイントロダクション八十歳くらいになって、今までの人生を一冊の本にするとして、一通り書き終わり、初めに戻ってプロローグを書くとする。つらつらとためにもならない駄文を綴って、さて、今度はエピローグを書こうと思ったところで、まだ終わってないから書けないやとペンを机の上に投げ捨てる。では目次でもつけてみようかと思った時に、さてどのように目次をつけようか? 一歳、二歳と年齢ごとにつけるのは面白くない。小学生、中学生と環境の節目ごとにつけるのも安直だ。じゃあ何かしらの

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.03

          本棚のどこかにあった日記7

          ぐっちゃぐちゃだぜ、まじで

          本棚のどこかにあった日記7

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.02

          一章 深海魚最近、まるで海底を歩いているかのように、いや、もしかしたらもがいているのかもしれないけれど、思ったように進まなくて焦ることがある。今歩いている場所が最深部だと思っていたら突然目の前に大きな海溝が現れて、覗き込んでみると吸い込まれるようにゆっくり沈んでいって、もう流れに身を任せるしかないんだなぁと脳裏をよぎる。 このまま沈んでいって、いずれ地球の反対側の海面からガバッと顔を出し、知らない空気をいっぱいに吸うことは出来ないものかしら。 楽しちゃだめよ。 初月に同じ観

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.02

          本棚のどこかにあった日記6

          お前らが大切なんだよって

          本棚のどこかにあった日記6

          本棚のどこかにあった日記5

          最近の興味といえば

          本棚のどこかにあった日記5

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.01

          一章 はぁ、緊張。あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 大槌での二度目の冬は昨年より暖かいかしら、と思えるようになったけれど、どのみち寒くて布団の中で過ごす時間が増えている。体重も、増えている。余計なものは減らしていく一年にしようと思います。 1月22日月曜日に行われた地域おこし協力隊活動報告会「おおつちでモノ・コトをつくる人」では、観光協会のデザイン担当としてお話しさせていただいた。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。 今回も

          大槌とデザイン_Hiroto Kishima_2024.01

          本棚のどこかにあった日記4

          忘れるのも失くすのも早いけど

          本棚のどこかにあった日記4