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#10 【設計事務所】朝のルーティン (前編)
前回は日々の健康管理ということで食事と睡眠で日々気をつけていることや 習慣にしていることについてまとめた。今回は前編と後編に分けて朝のルーティンについて紹介する。
朝は大体7時ぐらいに起床。8時ごろから散歩に出かける。日によってやることが変わるので多少の前後はあるものの、9時ごろには机に向かって仕事を始めることを目標としている。
1.歯磨き
寝ている間が一番口の中の細菌が繁殖する。起床直後に水分補給してしまうと口の中の細菌がそのまま体内に入り込んでしまう。それを防ぐため、朝起きたら口の中をリセットするためにまず歯を磨くのが習慣となっている。
ちなみに、朝歯を磨く時に歯磨き粉は使わず、少量の塩を口に含んでそれで磨いている(夜は電動歯ブラシ+歯磨き粉)。そして、歯を磨くというよりは歯茎を優しくマッサージする感じだ。
2.シャワー(アイスシャワー)
アイスシャワー(温冷シャワー)というのを耳にしたことはあるだろうか。温かいシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びることで、寝ている間の副交感神経優位の状態から交感神経優位の状態にスイッチを切り替えることができる。
アイスシャワーのやり方
「冷たいシャワーなんて絶対無理!」と思った方もいると思うが、ちゃんとやり方がある。一つ目に、心臓の遠いところから順に浴びること。二つ目に、温→冷→温の順に浴びること。夏の暑い時期などは冷水のみで問題ない時もあるが、基本的に温かいシャワーで始まり、温かいシャワーで終わった方が良い。
三つ目に、水道水の温度が低い冬などは無理して全身で浴びないこと。特に頭はシャワーから上がっても体温が奪われてしまい血流が滞ってしまう恐れがあるため、寒い時期は冷水を頭から浴びないようにしている。
長さとしては大体1分ぐらいだろうか。私はサウナが好きなので冷水シャワーに抵抗はなかったが、もし苦手な人がいれば足元だけ、もしくはふくらはぎや腕だけに絞ってやるだけでも少しずつ身体が慣れてくる。最低でも1〜2週間は慣らしの期間としてチャレンジしてみてほしい。
アイスシャワーの効果
一般的にアイスシャワーは筋肉疲労の軽減、血流の改善、免疫力向上、肌トラブル改善など様々なメリットがあるので、興味のある人はぜひ試してみてほしい。
私が実際にやってみた体感として、風邪を引いたり体調を崩すことが減ったような気がする。そして、天気(気圧の変化)による頭痛が気づいたら無くなっていた。これはサウナに入る頻度が週に1〜2回で、さらに毎日アイスシャワーを浴びていることが理由として考えられる。
気圧の変化による頭痛は交感神経や血管の拡張が原因であるため、もしそれに困っている人がいればぜひアイスシャワーを試していただきたい。
3.塩白湯
朝に飲む白湯は様々な効果がある。水分補給はもとより、消化機能の改善、体温上昇、血流の改善、腸の働き活性化など様々なメリットがある。
白湯を作るには一度お湯を沸騰させる必要がある(本来、アーユルベーダでは10分程度沸騰させたほうが良いそうだが、私はそこまでしていない)。ただ、沸かしたばかりのお湯は熱すぎるので、まず朝一番にコンロのやかんでお湯を沸かし、白湯を作っておく。そして、先述の歯磨き、シャワーを浴びて少し時間が経った頃にはちょうど飲み頃になっているのだ。
なぜ塩白湯なのか
私が飲んでいるのは白湯に塩を入れた「塩白湯」だ。現代人はミネラルバランスが乱れているため、良質な塩を適度に摂るのが良い。よく高血圧の人は塩分を塩分を摂りすぎない方が良いなどという話を聞いたことがあると思うが、塩を避けることで活動に必要なミネラル分まで排除してしまうことになる。うちには常に数種類の塩が常備されていてそれを毎日変えて飲んでいる。これは飽きないようにというのもあるが、栄養が偏るのを防ぐためにそうしている。オススメをいくつか紹介しておく。
4.柔軟体操
元々はヨガの太陽礼拝をやっていたのだが、なかなか時間がなくて(朝のルーティンのメニューが多すぎて)かなり短縮版になってしまっていた。身体が凝り固まってるなーと強く感じる時はじっくりヨガをやる時もあるが、大抵は軽い柔軟体操に留めている。
また、これに加えて最近は太極拳をYoutubeを見ながらやるようになった。とはいえ毎日ではなく、時間と気持ちに余裕がある時だけ。少しずつ新しいものを取り入れたり、気分によってメニューを変えたりするのも良いだろう。