#09【設計事務所】日々の健康管理(前編)
気持ちよく仕事をしていくためには「健康」が全ての土台となる。病気や怪我をせず、なおかつ安定的に集中力を高めて仕事に取り組むために私が実践している生活習慣ついて記事にしてみた。内容的には設計事務所や個人事業主に限らず、健康的な生活を送りたい人にとって共通の話題だろう。思いのほか長文になってしまったため、2回に分けて投稿する。
食生活
家での食事は基本的に妻が作ってくれている。妻と一緒になる前から食事には気を遣っており、添加物たっぷりの加工食品やジャンクフードのようなものは日頃から避けている。食料品を買うときは原材料名を見るのが癖になっていて、できるだけシンプルな構成のものを購入するようにしている。「何を食べるか」も大切だが、「何を食べないか」というのはもっと大事だ。
16時間断食の良し悪し
一時期は朝ご飯を抜く生活をしていたが、とあることがきっかけで1年ほど前から軽く朝ご飯を食べるようになった。朝ご飯を抜くことで16時間断食をして、胃腸を休ませることのメリットがある。ただし、それをやったほうがいいかどうかは人による。栄養が偏ったり足りなかったり、消化力が減退して栄養が吸収できなくなるというデメリットもあるということだ。
デトックス
私の場合はデトックス(毒素の排出)をするために、できるだけ食事は摂るようにしている(一日3食しっかり食べている)。毒素排出の75%は排便で、尿が20%、汗が3%、あとは髪の毛や爪といった構成になっている。つまり、デトックスのほとんどは排便にかかっている。
食べる量が少ないと排便も少ないため毒素の排出も少なくなる。つまり体内に蓄積されやすいということ(排出能力は人それぞれ)。毒素というのはいわゆる有害重金属のことで、ヒ素、カドミウム、水銀、鉛などのことを指し、それが身体に悪影響を及ぼすことがわかっている。詳しくはここでは語らないが、そういう理由で朝ごはんを食べるようになり、毎日の排便を心がけている。
甘いものは避ける
10代後半から20代にかけて、毎日甘いものを食べなければ気が済まないほど食が乱れていたが、今はコンビニに行っても買うものはミックスナッツ(無塩)と水ぐらい。他のものには全く興味がなくなった。
甘いもの全般(特に白砂糖が使われているお菓子やブドウ糖果糖液糖が使われている清涼飲料)は血糖値の乱高下を招くので集中力を維持、安定させるためには極力避けるべき(血管への悪影響もある)。
どうしても食べたくなる場合や自分へのご褒美がやめられない人はまず「糖中毒」になっていると考えたほうがいい。2〜3週間ほど糖抜きをすれば依存から脱却できる。
睡眠
睡眠時間は8時間以上は確保している。しっかり熟睡し疲れを取ることで翌日のパフォーマンスが高まる。「どうやってぐっすり眠れるか」ということについては色々と工夫しているので、私が実践しているいくつかの事例を見てみよう。
寝具
私は寝具についても比較的こだわっている方だと思うが、決して高価なものを買えば安眠できるというものでもない。どこの何の商品がいいかは人によって違うため一概には言えないし、後述する部屋の環境や寝る前の行動も複合的に関係してくる。寝具はそのうちの一つの要素にしかすぎない。
ベッドの広さ
自分の体験として大事だなと思ったのはベッドの広さだ。特に結婚して2人で寝ているという場合。私はクイーンサイズの寝具で2人(+犬)寝ているのだが、狭さを感じないで寝ることができているので快適だ。
というのも、今の寝具に買い換える前はセミダブルに2人で寝ていたのだが、寝返りを打ったりするとどうしても狭さが気になりその都度目を覚ましてしまう。自分でも気づかないうちに布団を引っ張ってしまったりするし、その逆もある。一人であればそんなに気にする必要はないと思うが、もし思い当たる節がある人にはぜひ一つの指標として考えてみていただきたい。
寝室と周辺の環境
過去に住んでいた部屋は車通りの多い道路に面していて、窓を閉めていても換気口などから外の音が入り込む場所だった。そのため夜中に音で起こされることが多く、睡眠が妨げられることが良くあった。
その場所から数年前に引っ越しをした。今住んでいいる家は大きな道路に面しているものの、窓の向きが反対側なので夜はとても静かだ。ただ引っ越しただけなのだがそれだけで睡眠の質がグッと上がったのだ。
遮光カーテン
カーテンは遮光性のあるものを使っている。数年前までは朝の光で自然に目が覚めるのが好きだったので遮光性のないカーテンにしていたのだが、実は目を閉じていても脳は明るさを感じてしまうようで、睡眠の質(メラトニンの分泌量)にも影響を与えてしまう。できるだけ真っ暗にして寝るために遮光カーテンは必須なのだ。
寝る前の行動
寝る準備ができたら、布団に入る前にヨガと瞑想をしている。運動については別の項目で取り上げるのでここでは割愛することにしよう。
SNSとの距離感
スマホを寝室に持ち込まないようにしている。寝床にスマホがあると、どうしても寝る前や起きてすぐにSNSのチェックをしてしまう。これについては思い当たる節のある人が多いのではないだろうか。
私自身、ある時からSNS依存により時間を浪費してしまっていることに気づき、寝室にスマホを持ち込まないようにした。そもそも目的もなくダラダラとSNSを見ているのは時間の無駄だし、ただ生活しているだけでも津波のように押し寄せてくる膨大な情報を自ら増やし、寝る直前まで脳を疲弊させる必要はない。SNSそのものを否定するつもりはないが、適切な距離感をコントロールできているか(それを自覚しているか)が大切だ。
最近は布団に入ってからは読書をするようになった(正確にいうと、昔はスマホを見てその後に読書をしていた)。体感的にも寝つきも良くなったと思う。おそらく消灯して10分後には意識がなく、スッと入眠できている。
というわけで、前編はここまで。
後編はまた後日投稿します。
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