認知症の母 朝食用のパンが無い…
2020年頃からきちんとした食事をとれず、激ヤセした母(当時の様子は「認知症の母が激ヤセ その原因は…」をご参照ください)。
現在は夕飯は宅配弁当、昼食は週4回はデイサービスで、朝食は私が購入し食卓の箱に途切れないように補充している、ロングライフパンを食べています(詳細は「自力で食事ができず激ヤセ 認知症の母に、こうして食べさせました!」に記載)。
実家に行く度に、生協や通販で購入したロングライフパン、インスタントスープ等を補充してますが、4日前に訪れた時は、パンの在庫がわずかとなっており驚きました。パンが激減している!老人会からもらったばかりだった缶入りのおかきも空になっており、家の中にある手軽に食べれる物はほとんど食べた、という感じになってました。
以前は近所のスーパーにパンや総菜を買いに行き、それを食べていましたが、このところはデイサービス以外は外出せず、家にあるものだけを食べていたようです。食事したことを忘れ、何度も食べていた可能性もあります。想定外の在庫減少、すぐに補充しないとならないのですが、仕事が忙しく実家に行く時間がない…。
仕方ないので明日の訪問サービスの来訪時間に合わせて、通販で実家に届くようにロングライフパンを手配しました。
訪問サービスには掃除、冷蔵庫の食品確認等の他、物置部屋にあるパンを毎度食卓の箱に補充することをお願いしてますが、届いた通販の箱の対応は契約の範囲ではありません。今回は緊急事態ってことで、許してもらおう…。
以前同じように手配した時は、母は家にいましたが荷物を受け取りそこね、訪問サービスのスタッフに再配達の手配をしてもらいました。翌日に母は荷物は受け取り、箱を開けてパンが入っているのを確認しましたが、食卓の箱にパンを入れることはできず、私が実家に行くまで、届いたパンを食べることができませんでした…。
家の中に食べる物があっても、いつもの場所に置かないと母の口には届かないのです。電話で箱から取り出し、食卓の箱に入れるように話しても、入れたと言いましたが、入れることができませんでした。認知症が進行するということはこういうことなのだ、とその時あらためて認識しました。
さあ、明日は母の口までパンを届けることができるか、仕事の合間に電話連絡もしつつ、なんとか頑張ってみます。
(「認知症の母 朝食用のパンが無い… 続編」に続く)
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