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福祉施設職員が大切にしている「リフレーミング」という考え方、その①
お会いできて光栄です
けんです🤗
昨日、「青ブラ文学部」という個人企画に投稿しました✏
その中で、小指一本でも福祉っぽいコンテンツに絡めようという苦肉の策で、「リフレーミング」という言葉を使いました🤗
今日は、ご利用者さんと関わる時に大切にしている「リフレーミング」について書いてみようと思います
リフレーミングとは
福祉に関する専門用語というわけではなく、ビジネスや教育の現場でも注目されている心理学の考え方です
ものすごく簡単に言うと、「とらえる枠組みを変えてみる」ということです
見方を変えることで、物事を前向きにとらえ直すことができたり、新しいアイデアが浮かびやすくなったりします
例えば
「宿題が全く終わっていない8月30日の夜」
をイメージしてみてください
この状況を異なる2つの枠組みでとらえてみます
A、今日を含めても、あと2日しかない
B、今日を含めれば、まだ2日ある
夏休みが残り2日という事実は変わらないものの、「あと〜しかない」という枠組みでとらえるか、「まだ〜ある」という枠組みでとらえるかで、受け取り方が随分と変わると思います
これがリフレーミングです
私のプロフィール
私はnoteのプロフィール欄に、「ハンデ」を『強み』に変える生活支援主任という肩書きを載せています
これは、実際に現場で働いている時に私が大切にしている考え方がベースになっています
例えば、歩行が不安定なご利用者さんがいたとして、
A、1人では安定して歩くことができない
B、歩行介助があれば安定して歩くことができる
どちらも「歩行が不安定」という事実は変わらないものの、「〇〇では〜できない」という枠組みでとらえるか、『〇〇なら〜できる』という枠組みでとらえるかで、感じ方が大きく異なると思います⭐
他にも、毎日のルーティンが乱れると不安になるご利用者さんを、
A、変化に弱い
B、繰り返しに強い
どちらの枠組みでとらえるかによって、そのご利用者さんに対する印象が変わったり、支援の方向性について前向きなアイデアが浮かびやすくなります
正解はない
「リフレーミング」に関しては、こうすれば必ず上手くいく、という正解があるわけではないと思っています
現場では、行き詰まった支援を打開する方法の1つ、として「様々な視点でとらえ直してみる」ということを実践しています
明日は大安、『たかさんと私』の投稿日です😊
自分自身の仕事観や、チームアプローチに関するリフレーミングについては、後日投稿します
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで👋
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