私の勤める施設での「レクリエーション」を紹介します
お会いできて光栄です
けんです
障害のある人が通う、生活介護事業所で働いています
今日は
私の勤める施設で実施している「レクリエーション」を紹介します
と題して、
現在も継続しているものや、
お蔵入りとなってしまった企画まで、
一風変わった? レクリエーションたちを紹介したいと思います
ちなみに私の勤めている生活介護事業所は
定員は20名
車いすを利用している人
意思疎通が得意ではない人
特定の物や行動に強い思い入れのある人など
様々な人が利用しています
1、オセロリーグ
オセロのルールがわかる人が参加する、年間チャンピオンを決める総当たり戦です
予選リーグと決勝戦に分かれています
毎回7~8名がエントリーしていて、今年で確か6年目です
シーズン2位と3位の人が決勝進出をかけて勝負し、
勝った人が1位の人と決勝戦を行います
対戦は、それぞれが時間を決めて行います
それぞれの利用日や、各自の活動の合間を縫って対戦する日を選んでいるので、どのタイミングで勝負するかという心理戦が展開されるのも見どころの1つです
ある年に最下位だったご利用者さんが、
悔しさのあまりオセロのアプリをダウンロードし、
人知れず修業を積んで翌年リーグ優勝を果たした、
という伝説が残っています
2、プレゼン大会
職員が生涯学習講座をやるのではなく、
ご利用者さんが講師になって自分の得意分野を話そう、
という意見から生まれた企画でした
なぜプレゼン大会というタイトルになったのかは覚えていません(笑)
結果的には2~3回やってお蔵入りになってしまいましたが
ゲームが好きというご利用者さんが、好きなゲームについて目を輝かせながら熱く語ったり
別なご利用者さんは、大好きなアニメソングをランキング形式で発表してくれたり
「心に残ったアニメの名場面」を発表しあったり
職員がやる生涯学習講座とは一味も二味も違う面白さがありました
3、人生ゲーム大会
時々意見として挙がってきては実現することなく終わっていく企画です
使わなくなった人生ゲームを寄付して頂いたことがきっかけです
これは、物は試しにやってみたんですが
・参加者にほぼマンツーマンの付き添いが必要
・プレイ時間が足りない
・ボードに書かれていることや全体の状況を共有しづらい
といった課題が次々と明らかになり
その課題をクリアする方法を実践すると
これはもうレクリエーションというか、
あらゆる支援技術を凝縮した、「介護の勉強会」みたいになってしまい
ご利用者さんも職員もゲーム以外の疲労感が蓄積してしまう
といった理由で、成立せずに終わっています
いつかきっと実現させたい企画の1つです
レクリエーションには、気分転換やストレス発散、頭や体の体操を目的したものなど、いろいろな種類があります
実際にご利用者さんと一緒に楽しむことも好きですが、
私は「どんなことをしたら楽しいか」を考えることも好きです
私の勤めている施設では、他にもいくつかのレクリエーションがあるので、内容が整理出来たらまた書いてみようと思います
それでは今日はこの辺で
ありがとうございました
また会う日まで
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