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障害のある人が通う施設職員の「仕事中のあるある」

お会いできて光栄です
けんです
障害のある人が通う、生活介護事業所で働いています

何を思ったか、消毒用のアルコールスプレーを自分の顔に向けて発射したことがある「やらかし系生活支援主任」です
ちゃんと出るかを確かめたんだとは思いますが、なぜやったのか謎です

さて、今回は障害のある人が通う施設の
「仕事中のあるある」を書いていこうと思います

一口に「仕事中」といっても、
施設の種類によって業務内容はいろいろあります

意外な共感があるでしょうか、
それとも「それはあなただけのあるあるでしょ」
と感じていただけるでしょうか


「仕事していない時のあるある」はこちらをどうぞ


1、ご利用者さんと一緒に参加する活動で、自分のほうが真剣になりがち

クイズの回答のサポートや、
生涯学習講座に参加するご利用者さんの見守りなど、
ご利用者さんと一緒に参加した活動で、
いつのまにか職員さんも回答者になったり、
自分が疑問に思ったことを質問していることがあります

一緒に楽しむことはすごく大事です
ご利用者さんも職員さんも、いつも楽しんで活動しています

もちろんご利用者さんのサポートも忘れていません(笑)

2、ごくたまに「びっくりするほど仕事がない瞬間」がある

介護の仕事と聞くと、常に動き回っているイメージを持たれている方も少なくないと思います

実際に、動き回っていることも多いし、
動きが止まっていても、周囲の様子には常に気を配っています
神経を使っているという意味では、業務中フル稼働だと思います

ですが、本当に極稀に
「びっくりするほど仕事がない瞬間」があります

トイレ介助に呼ばれることもなく、
見守り支援が必要なポジションにはすでに人がいる、
周囲を見回しても全体的に落ち着いて過ごしている

そうかと思うと
「今までの静けさは何だったのかしら」
と思うほど、一度に呼ばれたりします

3、翌日のイベントの準備をしたい時に限って、戻る時間が遅い送迎車の担当になりがち

直接ご利用者さんに関わる介護以外にも、
会議の資料作成やイベントの準備といった仕事が、
思った以上にあります

「できるだけ早くまとめておきたい資料がある」
「明日のイベントの段取りを打ち合わせたい」
など、時間に追われた仕事を抱えていたり、
送迎が終わってからある程度まとまった時間がほしい時に限って
一番遠いルートを回る送迎車の担当になったりします

送迎は大事な業務です
安全運転第一で運行しています

4、名前の書かれていない上着の持ち主を見つけ出す能力を持ったベテラン職員さんがいる

寒暖差の激しい季節には、誰のものかわからない上着などが大部屋の机にぽつんと置かれていることがあります

こういう場合、誰のものか探し回ることになるんですが、
かなりの高確率で持ち主を即座に見つけ出す能力を持ったベテラン職員さんがいます

「これは○○さんが着ていそう」
「そういえば、さっき○○さんがここに座っていた」
など、自分の記憶を頼りに持ち主を探り当てます

ベテラン職員さんが数名集まって、
持ち主不明の上着について意見を交わしている様子は、
推理ドラマを見ているような気分になります


いかがでしたか?

仕事中はどうしても気が張ってしまいますが、
休憩時間などに職員同士で話してみると、
意外なあるあるが見つかるかもしれません

それでは今日はこの辺で

ありがとうございました
また会う日まで

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