子育て日記。子どもを成長させてくれる先生たちから学べること。
家ではまるっきりだめなことも、外ではきちんとやってきてびっくりすることがある。
こりゃあかん、そう思って送り出したらできるようになって帰ってくることがある。
えええ?
え?
先生、どうやってるんですか?!
そういうことがよくある。
指導内容のプロであることはもちろんかもしれないけど、そうした分野の違う先生たちを何人か見て来てある共通点に気づいた。
あくまでも、我が子の例だけども、この少し厄介で個性的な子を成長させてくれる先生たちの共通点とは…
うまくいかないときを「成長の機会」と捉えて付き合ってくれる先生だ。
うまくいかないことがよくある息子。
そんなとき、できてないです、お家でも練習してくださいと言われる事もある。そんなときは親子共に「できなかった」と思って終わりがちだ。
逆境でこそ、なにくそ!と自分で克服する気概があればよいのだが…
成長の機会と捉えてくれる先生の場合、何が違うかと言うと、息子は先生についていこうとする。期待に応えたり褒めて欲しいと思うようだ。だから怒られても、次行きたくないとは言わない。
少しずつでいいからやってみようと思うようだ。その結果、もともとできることは安定的にやり、できないこともできるようになっていく。
つまり、先生を信じているということのようだ。
子どものくせに、というか、子どもだからこそ?人を見抜く目があるみたい。
ドキッとする。
肝心な、うまくいかない時を成長の機会にするってどうやるのか?について先生それぞれに秘伝のタレみたいなものがある。
ある先生は「周りの子はできるのに自分はできない!」と焦ること自体が進歩の過程であり栄養である、と大きな愛で見守ってくれる。
ある先生は毎度うまくいかないように見えてそこに潜むほんの少しの違いを鋭く指摘して褒めてくれる。
ある先生は、「大丈夫だよ」と言い上手くいかない子に効くスパイスを振りかけてくれる。
こうした態度から先生たちの子どもの成長へのコミットメントをひしひしと感じる。
そんな先生たちに学び私も実践したい。