ドラマ感想　2024/3/2（土）

　ドラマ「おっさんずラブ リターンズ」
　完走しました。
　笑顔で終わるエンディングで満足。もう最高。

　天空不動産編の一期から映画、そして今作。
　一期ドラマは二人が結ばれなかったらどうしようと最後までハラハラし、ドラマが終わればあまりの多幸感に、恋愛っていいな、恋したいな、なんて思ってました。

　ドラマの反響を経ての映画化。
　人気ドラマの続編には不安も大きくて、せっかく結ばれた二人が破局したらどうしようと怯えていましたが、すれ違いながらも二人の絆は強く――でも最後のシーンで牧が海外赴任となり離れるところで、笑顔で去る牧に対して、春田が切なく寂しそうで、少し不安を感じたことを覚えています。

　そして今作。
　リターンズでもやっぱり可能性は低いとしても破局とか、すれ違いとか、辛い試練があったらどうしようなんて不安が大きかったんですが……一話で二人の新生活に苛立ちを見せる牧に（主に春田のせいとはいえ）不安を感じたのですが「これが一生続くと思うと……」というセリフに一瞬にして救われました。
　そうか、どんなことがあっても、諸々合わないと感じても、一生一緒にいるつもりなのか、と分かった時点で不安が吹き飛び、後はもう楽しむだけ。
　いつもの、いえ、よりパワーアップしたおっさんずラブを笑って見ていました。

　相変わらずの部長と牧のバトルや、人たらし罪の春田。
　トイレも満足にできない義父のお尻を拭こうと奮闘する春田の博愛精神はすごすぎて尊敬すらありました。
　なにより春田と牧のイチャラブがたまらなかった。二人の生活の中で見えるイチャラブ。もーこの新婚さんめ！ニヤけ過ぎて顔面崩壊だわ。
　それに、まさか公安ずラブまであるとは、さすがに予想外すぎましたが。うん、最高。

　そしてなにより、やっぱりラスト。
　お互いがいることが幸せだと笑う二人が好きすぎて……！
　映画のラストのように少しの不安もなかった。
　あくまで自分にとっては、完璧ともいえるようなラストで。
　これからなにが起こるか分からないけど、色々けんかもあるだろうけど、
それでも二人は乗り越えて笑いあっているのだと思える幸せ。

　キャストのみなさま。スタッフのみなさま。
　素敵な作品をありがとうございました。
　おっさんずラブ、大好きだ！