【バック トゥ ザ ワーク編その2「会社にはしがみつこう」】(#入院のあしあと No 40 2023/07/12夕)
オイラは会社員だったので、最初はサラリーマン目線です。
まずは、できごとの整理、
1991年に新卒で入ったC社の海外プロジェクト(1997~1998)で心に火傷を負い、その火種が残ったままN社に転職(2000)。
2003年に最初の鬱の発症。
すぐに休職となるがなかなか快方せず、途中数ヶ月の入院を挟み、休職一年後に自分の意思で退職。(残る選択肢もあったが)
N社課長は、すぐ働くのではなく、復職前に軽いバイトなどでリハビリすべきと・・・このアドバイスを受けましたが、自宅療養後すぐに元のように働くいろんなリスクを認識していませんでした。
その後、C社に再入社。
再入社でも半年の試用期間があり、期間内の勤務状況によって本採用となる制度でした。ですが、仕事について行けず、遅刻・休みがちになり鬱が再発。試用期間が終わった時点で雇用打ち止めとなりました。一回目の再発です。
そして、フリーターへ。
さて、この経験からオイラが得たこと。
・自宅療養から、いきなりこれまで通りの仕事に就くのはハードルが高い。
・日本の終身雇用制度はいろいろ言われるが、簡単に辞めさせられず、かつ休職後の復職までをケアしてくれるありがたい制度である。
・会社に属さなくなった時点で手は差し伸べてくれない。復職までのことは自分で考え、行動しないといけない。
「古巣だからと言って、正社員で無くなれば温情だけでは助けてくれない」
・鬱の時は大事なことは独りで決めない。判断力は6割程度ぐらいだと思っていた方が良い。
ここでの、大きな気付きは、その後に痛いほど身に染みることになる。
一旦、会社の福利厚生の保護から外れると、世間は大変厳しい・冷たいということ。(大変ありがたい仕組みだったと痛感)。また、フリーの身から戻るのには膨大な労力がかかるということ。かけても戻れないことも多いこと。社会復帰のプロセスは全く違うものになること。
だから「病気の時は、できるだけ会社にしがみつこう」
今後の話に、続きます。
#画像は今日の夕食