【治療等の話編その7「アルコールと精神作用」】(#入院のあしあとNo24 2023/07/07昼)
こんにちはくまさんです。
良い子は真似してはダメな話です。
お酒を飲んだことのある人は体験済みでしょうが、アルコールは良くも悪くも精神に影響しますよね。
楽しかったり、悲しかったり、怒り出したり・・・イロイロと普段と違う感情が出てきます。
昔こういうことがありました。
大学時代の指導教官だった恩師が亡くなり、お別れの会に泊まりで札幌に行ってきました。その時にうっかりして、いつも飲んでいる精神の薬を持って行くのを忘れたところ、翌朝のホテルで動けなくなったのです。
着替えようとしてもなんだか身体(頭)がうまく動かない。ぼーっとベッドに座ってたたずんでいたのです。
飛行機に間に合うようにチェックアウトしなければならない時間が刻々と迫ってきて、一か八かで、自分のおみやげ用に買ったサッポロクラシック(ビール)を飲んでみました。すると、身体が(正しくはアタマ)が動いて身支度が出来るようになり、荷物もまとめて、無事に飛行機に乗れたという話です。なぜビールを飲んでみようと思ったかは、今でも不思議です。
アルコールも精神に作用するというのがわかりました。(最悪の時は薬の代わりになる)
アルコールに精神作用があると言うことは、精神の薬とも相互作用・影響しあうということですな。
薬切れが危険なことがわかったので、それからはポーチに予備の薬を入れて、ほとんどの時に肩にぶら下げています。震災などの緊急時に手の届くところに薬が無いまま、避難所などに行けば、薬切れで活動停止になる可能性があるからです。
入院の時の問診で、普段のアルコールの量を聞かれますが、まあサバを読んでハイボール三杯くらいと書くわけです。(サバを読んでしまうのは身長、体重、年齢と同じ心理なんでしょうね)
飲み会とかではもっと飲むけど・・・
それ以来、担当の医師団、看護師団、研修生が、口を揃えて「病院は禁酒ですが、手は震えませんか?」と聞く。アル中か依存症を疑っていると思うけど、そこまでは飲んでいません。
ハイボール三杯でアル中になれたら、それはそれで安上がりで良いかも!なんてね。
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