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【入院生活の雑念編その3「宅配サービス始めました」「くっつかない」】(#入院のあしあとNo10 2023/07/02夕, No13 2023/07/03夕)
今回は2話を同時配信です。
「宅配サービスはじめました」No10 2023/07/02夕
精神病棟に限らず、入院中は病状によって行動制限が付きますよね。
例としては、トイレは一人では行けず、看護師に補助してもらいながら車椅子で・・・とか。
精神病棟だと行ける範囲の設定が他と違うものがあります。病棟の出入り口の中までとか、病棟外も可などです。
病院によっては施錠するところもあります。
この病院は2度目の入院ですが、コロナになる前は独りで病棟を出られない人達を集合させて、看護師が引率して売店まで買い物に行くツアーをやっていました。
新米患者はそこからスタート。回復していくと行動範囲が広がり自分でいけるようになります。
今回の入院で違ったことは、コロナ対策で買い物ツアーは廃止され、病棟にあるカタログから買いたいものを注文用紙に書きます。それを階下のコンビニ店員が回収して、事前に渡してあるプリペイドカードで決済して、後に品物が病棟に届くようになっていました。
まるで通販です。Amazonのポチッみたいな感じですね。
(便利だけどちょっとつまんない)
「くっつかない」No13 2023/07/03夕
給食などのメラミンの食器では、ご飯粒がくっついて食べにくいことがよくあるよね。
調理室で盛りつけた料理は、運んでいる間に温かいものが冷めたり、冷たいものが温まったりするのを防ぐために、保温・保冷車に乗せて調理室から病棟に運ばれます。途中で冷めてしまい保温のヒーターが作動して容器が外から熱くなるからご飯粒が固まって食器にくっついてしまうのだと思います。
しかし、ここの給食ではご飯がくっついていることがほとんどない。
推理ですが、調理室から保温・保冷車に乗っている時間が短くて、再加熱が作動する前に病棟に到着しているのだと思うのです。
運ぶ手順や人の配置が、無駄なく計画されているのかと。
見えないところで頑張っている人を感じます。