【INFJ】分かった気にならないでおくれよ
皆さんこんにちは、しまさです。
今回は久しぶりにINFJの記事を書きました。
タイトルが少しネガティブな感じになってしまいましたが、少数派のINFJは周りから理解されないことが多く、「分かった気にならないでおくれよ」と孤独感を感じることが多いと思います。
もちろん、誰しも分かった気になられるのは嫌だと思いますが、INFJはこの特徴が顕著に表れる気がします。そもそも、自分を理解できる人間なんていないと思っているかもしれません。
そこで、今回はINFJが理解されていないと感じやすい理由を考えたので、お話ししていきます。
自分でも自分が分からない
そもそも、INFJは自分でも自分のことを分かっていないことが多いです。
強すぎる直感力と共感能力によって、自身の思考の整理が追い付かないのです。
直感が強すぎる
主機能に内向的直感NiをもつINFJは、発散された情報から突然閃いて1つの結論に収束することがあります。すべての点が結びついて本質へと抽象化されるのです。
その閃きは論理的に導き出されるというわけではなく、いきなり頭に降ってくるので、他人に説明するのが難しいです。時間をかければ情報を整理することも可能と思われますが、整理しているうちに新しい閃きが降ってくるので、多く場合は未整理の状態になります。
(もしかしたら私だけかもしれませんが…。)
そんな頭の中が未整理の状態で「分かるよ」なんて言われても、「違うそうじゃなくて」や「今考えている最中なんだけどな」となってしまいます。
思考の幅が広すぎる
聞き上手で共感能力が高いINFJは、相手の感情だけでなく思考も感じ取ってしまいます。そして、その感じ取った思考を自分のものに出来てしまうので、どんどん思考の幅が広くなっていきます。
INFJはペルソナ属性が強いと聞いたことがありますが、私はこの高すぎる共感能力によって引き起こされているのではないかと思います。たとえ苦手な相手であったとしても、それなりに仲良く振る舞えるINFJも多いのではないでしょうか?
思考の幅が広く色んな自分になりきれるので、何が本当の自分か分からなくなりがちです。一人の時間を作ることで自分を取り戻すことはできますが、周りからはたくさんある中のほんの一部の自分を知られているだけになっています。
そんな状態で分かった気になられても、それは本当の自分じゃないとなってしまいますよね。
理想を追い求め変わっていく
INFJは理想主義者で未来志向です。そのため、その自己実現のために少しずつではありますが、常に変わっていきます。
そして、その変化は内面的なことが多く目に見えないので、周りからは気づかれにくいですし、自分と相手との間には少しずつ認識のずれが生じていきます。
知ってる事は過去の事
たまに、自分の話した内容をよく覚えていてくれている人がいます。それは私としてもすごく嬉しいことではあるのですが、記憶とは過去の情報にすぎません。
過去に縛られない未来志向の人間からしてみれば、その情報から未来に向かってどう変化していくか創造する事の方が大事です。にもかかわらず、その覚えている情報だけで分かった気になってしまう人がいます。
知っているだけで分かって気になっているのです。
「知る」と「分かる」の間には大きな差があります。理想を追い求め変わっていくINFJからしてみれば、過去の自分の情報で満足している人達はとても残酷です。
そして、さらに残酷なことに世の中には「知る」で止まっている人があまりにも多いです。そのため、少数派のINFJは「分かった気にならないでおくれよ」と感じやすくなってしまうのです。
まとめ
やはり、少しネガティブな内容になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
高すぎる直感力と共感能力によって自分を見失いがちなINFJは自分自身でも理解が追い付いていないことが多いです。また、過去に縛られ未来を創造できない人が多数派のこの世の中は、未来志向のINFJにはとても残酷です。
「分かった気にならないでおくれよ」と感じることも多い人生かもしれません。しかし、絶対に自分は間違っていないと確信しているINFJも多いのではないかと思います。
誰にも理解されず孤独であったとしても、自分を信じて強く生きていきましょう。それが真のINFJなのかもしれません。
以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。