オタワ

某金融機関で10年勤務。その後、地元の中古レコード店のスタッフに従事。 還暦前に文章サークルでエッセーと川柳に注力。保土ヶ谷→学芸大学→市ヶ谷→葛西→三ッ沢(横浜)→熊本 https://www.threads.net/@katuyakko 好きな童謡「スイカの名産地」

オタワ

某金融機関で10年勤務。その後、地元の中古レコード店のスタッフに従事。 還暦前に文章サークルでエッセーと川柳に注力。保土ヶ谷→学芸大学→市ヶ谷→葛西→三ッ沢(横浜)→熊本 https://www.threads.net/@katuyakko 好きな童謡「スイカの名産地」

マガジン

  • ホットミュージック(あつさを忘れるほっと音楽です)

    レコードやCDで親しんだ数多あるきら星ごときの音楽群。 毎日の相場や仕事からリラックスできる音源をセレクトしていきます。 アラ還のボク、古い音楽が中心になるかもしれませんが、若いヒトにも刺さると思います!

最近の記事

  • 固定された記事

プロフィール

九州在住のアラ還のオトコです。 某大学経営学部卒業後、金融機関で資金運用業務に携わりました。 バブルも素通りして、病気を発症、離職。 その後はサービス業を生業としていました。 投資には結びつかないポピュラー音楽と映画は詳しいです。 地元の文芸サークル活動もやっております。  現在は投資家、選曲家、老人の話し相手などフリーランス。 既婚、一児の父。

    • 「夕空百景」 号外 吾妻光良&The Swinging Boppers

      「サステナブル・バンケット」 今日は号外で邦楽です。CDを予約したのなんて久しぶりだ。で今日10時ごろ宅配便が届いた。 変わってない。変わってない。いつものバッバーズ節だ。ライナーを見ると、海外スウィングのカバーは少なく、バッバーズ自作の曲が多い。 もちろん、吾妻さんはキレキレ!リズム隊はしっかり支えて、ホーン隊も彩る! もう、メンバーは70近いんじゃないか。年末のNHKの番組に出てくれないかなぁ。 中でも「昼寝のラプソディ」は名曲!聴いてて、涙が出てしまいました。

      • 「夕空百景」 洋楽地獄車 vol.31 curtis mayfield「so in love」

        今でこそ、カーティスメイフィールドがニューソウルの大物として認知されるようになったが、80年代後半、カーティスのアナログは入手難でした。 このアルバムも西新宿の廃盤専門店で4000円くらいで買った。アメリカの貧困を嘆いたレコードで、今の格差社会に通じます。 しかし、カーティスのファルセットで歌われるサウンドは永遠のもの。素晴らしくて、心打たれる。何ヶ月か先?にはインプレッションズのアルバムも紹介するけど、キラーチューンの魔術師だ。 もう、評価のピークは過ぎたかもしれません

        • 「夕空百景」 洋楽地獄車 vol.30 chuck brown & the soul searchers「wind me up」

          バブル前夜、少なくとも東京ではGO-GOという音楽が流行った。ワシントンD.C.発の黒人音楽で他にもトラブルファンクとかいた。 シンコペーションを聴かせたダンスミュージック、つぎはぎ合わせて一曲10分を超す。で、チャックブラウンという御大にやられて、芝浦までライブに行き盛り上がりました。 聴くと解られると思いますが、このビートは邦楽クラシックスに影響を与えている。下の2曲はこのGO-GOを土台にしたものです。 もう、今はちょっと聴かなくなり、一番のアナログは処分したけど、

        • 固定された記事

        プロフィール

        マガジン

        • ホットミュージック(あつさを忘れるほっと音楽です)
          39本

        記事

          「夕空百景」 洋楽地獄車 vol.29 corinne bailey rae 「like a star」

          2006年作。18年前か。溜め息が出てしまう。 当時はオーガニックソウルなんてジャンルがもてはやされていた。 やはりノラジョーンズの波紋は強く、世界中からフォロワーが出てきた。このアルバムも粒揃いの名作だったのだが、コリーヌの家庭で不幸があり、動きが止まってしまう。 でも、この1stはヨク聴いた。部屋でも車内でも。 中々、この後のアーティストはヘヴィなヒトが多く、ボクは敬遠してしまう。このコリーヌを後に流行りの洋楽は聴かなくなってしまった。 多分、ブックオフに売っても金額は

          「夕空百景」 洋楽地獄車 vol.29 corinne bailey rae 「like a star」

          「夕空百景」 洋楽地獄車 vol.28 carlton and the shoes「this heart of mine」

          80年代のレゲエ・ロックステディでこれだけ見直されたバンドはいないんじゃ。 もうこれは、フィッシュマンズの影響に間違いないです。ボクがレゲエに夢中になった80年代後半はジャマイカ、ラスタのレゲエが流行って、カールトンの存在は知りませんでした。 しかし、このアルバムのコーラスワークは素晴らしい。アナログは一時期、2万円超していた。   このアルバム「this heart of mine」と同列に「love me foever」という作品はレゲエファンいや洋楽ファン必聴です。曲

          「夕空百景」 洋楽地獄車 vol.28 carlton and the shoes「this heart of mine」

          「夕空百景」 洋楽地獄車 vol.27 カルトーラ(cartora)「愛するマンゲイラ」

          1990年代にワールドミュージックブームがありまして、世界の音楽が発掘されました。ブラジル音楽もそれまではセルジオメンデスか小野リサくらいがポピュラーだったのですが、他のアーティストも聴かれるようになりました。 ボクが1番心を打たれたのが、ブラジル音楽の始祖のカルトーラ。それまで経験のないリズムと語感がたまりませんでした。 どちらかと言うと作家的なヒトでリリースされているアルバムは少ないデス。 彼女の家にこのCDを持って行ったのですが、シブ過ぎて、相手は引いていました。

          「夕空百景」 洋楽地獄車 vol.27 カルトーラ(cartora)「愛するマンゲイラ」

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.26 carl perkins 「honey don't」

          今日はオールディーズというかロカビリー、カールパーキンスさんです。皆んな大好きSUNレコード。あのエルビスさんもそうですが、彼よりも、あっさりで聴きやすい?のです。 ジャームッシュ監督の「ミステリートレイン」というオムニバスがありますが、劇中の永瀬正敏さんが「オレはカールパーキンス」と噛み締めているのが、格好ヨカッタ。 色々YouTube調べていると、あまり再生回数いってない。米国ではディックミネとかアイジョージ的な存在なのか。 でも、ボクはその古さが魅力に思えて、ドラ

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.26 carl perkins 「honey don't」

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.25 captain & tennille「love will keep us together」

          日本語のほうが。キャプテン&テニールの「愛ある限り」です。 妙なブラックやsswばかりお勧めしているボクですが、今日は教科書に載る様な純度高いポップス。 しかし、カーペンターズは再評価されても、c&tはなかなか光が当たりませんなー この曲のリリースが75年。ボク11歳でしたが、あまり記憶はありません。 たまさか訪れた従姉妹に教えてもらった。 しかし、バンドでコピーするわけでもないので、今は難しい時代なのかなぁ。 でも、この曲はイイ曲。特に転調のトコは躍動感溢れます。まあ

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.25 captain & tennille「love will keep us together」

          「夕空百景」洋楽地獄車vol.24 buffalo springfield 「sit down i think i love you」

          今日はメジャーなのかシブいのか分かりづらいbuffalo springfield です。 あのニールヤングやスティーヴンスティルスが在籍しており、我が国のはつびいえんどもこのバンドのこのバンドを目指したとか。 かと言ってもこのバンドの楽曲は分かりやすく、ウチのオクサンもよく部屋で聴いています。 やっぱ、この時代のフォーク・カントリーロックは2020年代の今も訴求されるのは、皮肉のようだ。 しかし、このバンドも上記2名の衝突により2年あまりで解散してしまう。 個人的な意見だ

          「夕空百景」洋楽地獄車vol.24 buffalo springfield 「sit down i think i love you」

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.23 ben watt「on box hill」

          ボクらの還暦世代では著名なeverything but the girl のギター、ベンワットのギターポップの名盤「north marine drive」のリードトラックです。 早弾きもないし、リバーブの効いた優しいギターの音色は80年代当時では珍しかった。 e btgのアコースティックサウンドも英国の雰囲気満々でボクはやられてしまった。 当時、オクサンとデートで中野サンプラザでのライブに行きました。トレーシーソーンとの2人編成でこじんまりとした内容。その分、滲みてくる成分

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.23 ben watt「on box hill」

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.22 cab calloway「minnie the moocher」

          cab calloway はピーターバラカンさんのmtv番組で初めて知りました。「なにーこれは!」ジャズでもないし、ソウルでもない、けど身体に響く。とりあえず翌日、渋谷までレコードを買いに行きました。 今ならスィング系はジャイヴと言うのでしょうが、吾妻光良さんもその後知って、このジャンルの自由さに夢中になりました。そうそう、藤井康一さんの影響も受けました。 キャブキャロウェイの時代、観客は踊っていたのでしょうか? 吾妻さんのライブはどちらでもイイ。そこにもfreedomを

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.22 cab calloway「minnie the moocher」

          「洋楽百景」洋楽地獄車 vol.21 brinsley schwalz 「egypt」

          大学に入って、「オタワ、ニックロウとイアンゴムがいたブリンズリーシュワルツて知っとるや」と訊かれ、ボクは知らなかった。 Pヴァインから一枚このアルバムだけ出ていて、驚いた!「これはシブかバイ」。他のアルバムも聞きたかったが、中古で高額のため手が出せなかった。 CDの時代になり少しずつブリンズリーの凄さを確認することになる。 で、パブロック史上最重要曲になるpeace.loveも知ってニックロウの仕事ぶりにため息をつく。 今、パブロックて流行らないと思うけど、東京オリンピッ

          「洋楽百景」洋楽地獄車 vol.21 brinsley schwalz 「egypt」

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.20 the byrds「mr.tambourine man」

          まだ、bは続く。同じbのディラン作、タンバリンマンです。 何でもないイントロのギターにベースが絡む。じわじわと、やられました。 バーズって、日本ではどれくらい人気があるのだろう。ボクの60年代生まれの還暦世代だと、周囲にファンは少なかった。結構、シブ好みのファンかもしれない。 でも、この曲はポップで素晴らしい。あまり、英語の意味はわからないのだけど、20代後半、バンドでコピーした。「ミスタータンバリンマン」そのwordでやられてしまう。 横道だけど、バーズはファッション

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.20 the byrds「mr.tambourine man」

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.19 brian wilson「love and mercy」

          裏ジャケ見ると88年のリリース。ボクがCDプレーヤー買ってすぐの入手だった。 それまで、ブライアンは薬物中毒でお医者さんに見守れながらのレコーディングだったみたい。 しかし、長年のブランクがありながら、このアルバム「brian wilson」の出来栄えは素晴らしい。当時、独身寮で聴きながら震えが来ました。 それから、現在までのブライアンの活躍を実体験したのだが、やはり驚異の人生である。 そして、ボクはパイドパイパーでフランス盤のシングルCDをゲットした。どれくらいレアか

          「夕空百景」洋楽地獄車 vol.19 brian wilson「love and mercy」

          「夕空百景」音楽地獄車 vol.18 wailing wailers (bob marley)「simmer down」

          さあ、今日もbの大物、ボブマーリーです。中学のとき、ボブマーリーを初めて聴いて衝撃を受けました。で、本格的に大学の生協でアルバム揃えて、大学時代1番聴いたんじゃないか。 で、就職して、マーケット職に携わって、今日のような月末は荒れる日で、ボブマーリーのライブを聴き、気合い入れて出社したものです。 なんか、今の若い子はダンスホールレゲエ好きが多く、ボブマーリーなんかは聴かないみたいで、残念です。が、ボクも加齢でなかなかルーツレゲエを聴かず、今日のフューチャー曲みたいなロック

          「夕空百景」音楽地獄車 vol.18 wailing wailers (bob marley)「simmer down」