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#49 心を磨くために精進する 〜『生き方 人間として一番大切なこと』〜

本を読む度に、
読書って素晴らしい😆
と再確認するけんたろうです。

だって、
こんな考え方にたどり着くのに何年かかる?
そもそも、たどり着けないかも知れない。
と思うようなことを疑似体験できるのだから、
こんなコスパの良いことはない🤔。


というわけで?、


夏季休暇を利用して、
以前から読みたかった本を読みました。


『生き方 人間として一番大切なこと』 
稲盛和夫


著者の稲盛和夫さんは、鹿児島出身の実業家で、
京セラや第二電電(現・KDDI)の創業者。

著名人が勧める本の中で、
よく この『生き方』の本が出てくるので気になっていました。

私は本を読む時、
心に刺さった言葉や
今後の人生の糧にしたい言葉を、
OneNoteというアプリにまとめながら
読んでいます。

この『生き方』という本、
心に刺さる部分が多すぎて、
なかなか読み進められない😅!

とにかく、稲盛和夫さんと言う方は、
自分に厳しい方だなと言うのが第一印象。

でなければ、このような内容を言語化し、
書籍として発信できない。

本を通じて、覚悟のようなものを感じました。


実際に、私の心に刺さった言葉を 一部 紹介させてください。

人間が生きている意味、人生の目的

苦しき世だからこそ、その苦は魂を磨くための試練だと考える必要があるのです。

労苦とは、おのれの人間性を鍛えるための絶好のチャンスなのです。

試練を「機会」として捉えることができる人、
そういう人こそ、限られた人生を本当に自分のものとして生きていけるのです。

現世とは、
心を高めるために与えられた期間であり、魂を磨くための修養の場である。

人間の生きる意味や人生の価値は、
心を高め、魂を練磨することにある。

稲盛和夫著 『生き方』より 

この言葉がなぜ、私に刺さったのか。

私は勉強もスポーツもルックスも 秀でているところはありません。

そのせいか、
成長ということに関しては こだわりがあります。

人よりも才能がない分、
常に、そして いつまでも成長し続けたい。

これが、
私の心の奥底にある 信念にも似た思い です。

そんな 思い が、この言葉たちと呼応します。


20代は、技術面での成長

30代は、マネージメント面での成長

40代は、人としての器の成長

振り返ってみると、
そんなイメージで成長にこだわってきたように思えます。

人としての器の成長、

それはつまり、魂を磨くということだったのかも知れません。

心を高め、人格を錬磨するための方法

労働には副次的な効果がある。
欲望に打ち勝ち、心を磨き、人間性を作っていく。

日々の仕事を精魂込めて一生懸命に行っていくことが最も大切

一生懸命に働き続けた人というのは、
その日々の精進を通じて、
自ずと魂が磨かれていき、
厚みのある人格を形成していくものです。

働くという営みの尊さは、そこにある。

一度きりの人生を無駄にすることなく、
「ど」がつくほど真摯に、
真剣に生き抜いていく

愚直なまでの生き様を継続することは、
平凡な人間をもやがては非凡な人物へと変貌させる
のです。

稲盛和夫著 『生き方』より 

「労働」という言葉には、
会社での業務の他に、家事や勉学の意味も含まれているようです。

日本の昔話では、神様たちも働いている場面があります。

このような考えもあったのかも知れませんね。

️あきらめずにやり通せば成功しかありえない

新しいことを成し遂げられる人は、
自分の可能性を真っ直ぐに信じることができる人です。

可能性とはつまり「未来の能力」のこと。

出来ないことがあったとしても、
それは今の自分に出来ないだけであって、
将来の自分になら可能であると
未来進行形で考える
ことが大切です。

まだ発揮さえていない力が眠っている
と信じるべきなのです。

稲盛和夫著 『生き方』より 

自分の可能性、つまり 自分の未来の能力を

どれほど本気で信じることが出来るか。

そこが、
成功出来るかの分かれ目かもしれません。

️心を磨くために必要な「6つの精進」

①誰にも負けない努力をする

 不平不満をいう暇があったら、
 1cmでも前へ進み、向上するように努める

②謙虚にして驕らず
 謙虚な心が幸福を呼び、
 魂を浄化させることにもつながっていく

③反省ある日々を送る

 自省自戒して、改めるように努める

④生きていることに感謝する

 良いことと悪いことが織りなされていくのが
 人生。
「足るを知る」。感謝の念を持つ
 出来る限り誠実であること、

⑤善行、利他行を積む
 善を行い、他を利する

⑥感性的な悩みをしない
 いつまでも不平を言ったり、
 しても仕方のない心配にとらわれたり、
 くよくよと悩んでいてはいけない。
 そのためにも、後悔しないくらい、
 全身全霊を傾けて取り組むことが大切

稲盛和夫著 『生き方』より 

ここにすべて 集約されているように思います。

この6項目を、毎日 眺めながら、
毎日 自分と向き合うようにしています。

とっても厳しい内容ですがね😆

まさに「精進」。




とても学び、気づきの多い本でした。

厳しい内容が多いですが、
結局は自分の人生。

どのような人生にするかは、
自分次第。

自分の人生に責任を取るのも、
自分自身。

後悔しないように 生きよう。

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