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日常というpoesy 〜読書の日記  阿久津隆


読書の日記
阿久津隆



ベッドで 寝転びながら 読むには
重すぎたので
読了するのに
とても 時間がかかった


最初に抱いた感想は
柴崎友香の 「寝ても覚めても」に文体から
想起させられるものが 似ている、だった


阿久津隆は 柴崎友香を読むので
後ほど、納得


読み進むうちに
どんどんリズム感が 生まれて
読みやすくなるところも同じ


作者が 映画のパターソンについて語るところが
良かった


『時間や景色や会話や記憶が溶けて
混ざり合って 詩になっていく 夫は目を覚ますと 妻の肩や額に唇を当てる』


この部分が 自分の日常をそのまま 切り取ったかのよう

そうやって 詩は生まれて
その細部に

本を読む、という日常がある


ところで
他のカップルの日常というものに それほど興味は無かったのだが
最近、少しだけ 気になる


ボクと暮らした相手というのは
やたらと、側に居たがるのである


自分は 割と 放っておいて欲しいタイプで
隣の部屋で 相手が 何をしていようと そんなに気にならない


だが、相手は違うのだ

半径3メートル以内に居たがる
顔が見えない場所に行くと 苦情の嵐

まるで
犯罪者扱い(笑)


そんなに やましいことでもしていると
思われているのか?

謎である

他のカップルもそうなんだろうか?

ううむ
読書の感想から 逸れてしまったが

束縛とは 少し違う

ごはんを食べる時まで 手を繋ぎたがる
ごはん 食べれないよーと いい続け
やっと 普通に食べれるようになった


感想文じゃなく、惚気かよ、
と、
いう流れになってしまったのだが


男の人って
みんな そうなんですか?

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