【推しの子】を読んだ話
『【推しの子】』を一気読みしてしまい、情緒がおかしくなっております。
『【推しの子】』(おしのこ)とは、赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)による漫画。『週刊ヤングジャンプ』、1週遅れで『少年ジャンプ+』で連載されています。
公式からあらすじを引っ張ってきましたが、紹介がめっちゃ難しいんですよ、この作品。
おもしろいのだけは確実なんですけど、何ジャンルと言っていいのか……
そこから悩みます。
うかつに説明するとネタバレになりそうだし(どこまでがネタバレじゃなくて、どこからがネタバレになるんだろう)でもこの作品のおもしろさを語りたいし……とジレンマが生じるんですよね。
『芸能界が舞台の業界もの』だったり『サスペンス』だったり『ラブコメ』だったり『ファンタジー要素』もあったり……
しんみりさせたかと思うと、次のコマではオチをつけて笑わせにきたり。
涙腺が緩んだ次の瞬間には吹き出してるという、情緒がジェットコースター並みに振り回されます。
シリアスとコメディが絶妙な配分で、キャラクターがみんな魅力的だし、なによりストーリーがおもしろいんです。
さすが、2021年の『みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞』及び『次にくるマンガ大賞』で、受賞しただけはあります。
めっちゃキラキラしい絵柄で、当初は食わず嫌いしてました。
だって、メイン格のキャラクターの目に『☆』が入ってるんですよ。
漫画とはいえ違和感があって。
とはいえ、読み始めたら気にならなくなりましたし、これがまた良い働きをするんです。
いわゆるキメ台詞とかキメゴマの所で輝いたりね。
2022年6月17日現在で、既刊8巻。
たくさん散りばめられた伏線が、ソロソロゾワゾワとうごめき始めております。まだまだ続くんだろうなー。
昨日も書いたんですけどね。
知らないことがたくさんあって、世界は広いなぁ、おもしろいなぁ、と思う毎日なのです。