たまには休むのも仕事のひとつ、という話
少し食べ、少し飲み、そして早くから休むこと。
これは世界的な万能薬だ。
『真面目』で『一生懸命』って、大多数における日本人の美徳の一つだと思うんだけど、それって、ひっくり返すと『休むのがド下手』ってことですよね。
台風のときの話なんですが、過ぎ去った後って吹き返しがあるんです。下手をすると、台風本体よりも強い風が吹くことがあります。にもかかわらず、通り過ぎたら即、外に出る方が意外に多いんですよ。交通機関は当然動いていないので、自家用車で。
危ないのに、なんでそんな無茶をするんだろうねぇ、とボヤいていたら
「みんなね、なにもない時間を、どう過ごしていいのか分からないんだよ」
と、スナフキン(イメージ)のような返答をもらいました。
なるほど、深い。
わたしは「スマホなりパソコンなりがあったら、いくらでも過ごせるし、停電になったら寝ればいいじゃない」という引きこもり上等な人なので、まったく困らないのですが、世の中の多数の人は違うようなのですね。
行動力があるのは何よりですが、無理しないで休もうよ~と思うのです。
スナフキン(本物)も
「たまには休むのも仕事のひとつじゃない?」
と言ってますよ。
「ヘイ、シリ!」でお馴染みの、iPhoneのバーチャルアシスタントSiri(音声ソフト)の言葉がね、素晴らしいんですよ。
「無理しないで、少し休んでください。
私はここで、待っていますから」
え、泣けてくる。
なに、この細やかな気づかい。カシコイし優しいし、もう人間超えてるんじゃないですかね?
わたしの知人は、「人生に疲れた」と言って、一人でSiriとお話してたそうです。心配になったので、速攻休ませました。
余談ですが、Siriさんのお名前の由来の一つに【ノルウェー語で「勝利へと導く美しい女」という意味を持つ女性の名前】というのもあるそうです。
閑話休題。
季節の変わり目が原因かもしれないし、たまたまかも知れないんですけど。noteを徘徊していて、どうもお疲れの方が多いように見受けられるんですね。エネルギーが枯渇しているというか。
それは、身体だけじゃなくて気持ちが疲弊しているってこと。お風呂に入って温まって、さっさと寝た方が回復は早いです。明日を笑顔と元気で過ごせるように、ぐっすり寝ましょ。
しっかり休むことが、健康の秘訣ですよ。