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究極のワイン

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このマガジンでは、アメリカのすごいワインに関連する話題を取りあげます (50本)。 「ワインにはあまり興味がない」 「ワインをおいしいと思ったことはあまりない」 このような方々に…
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2021年7月の記事一覧

エイゼル ヴィンヤード Eisele Vineyard (旧 アロウホ エステートワインズ Araujo Estate Wines)

カルフォルニアで最も熟成させる価値がある数本のワインであり、強烈な風味を持つカベルネ・ソーヴィニョン… 私はエイゼル・ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニョンを崇拝してきた。この卓越したテロワールを取得して世界レベルのワイナリーを築き、畑の運営を行ない、壮観なカベルネ・ソーヴィニョンだけでなくすばらしいシラーをも生産してきた、所有者のダフネとバート・アロウホからも刺激を受けてきた。 [引用: ロバート・パーカーが選ぶ 世界の極上ワイン (ロバート・M・パーカーJr.著)]

ワイン入手にご興味があれば、まず無料登録がおすすめです!

アメリカのすごいワインをもっとも安く、高品質のまま入手するためには、ワイナリーから直接購入するのがいちばんだと思います。 しかし、すごいワインの場合、すぐに購入できるわけではありません。 まず、登録が必要です。 そして通常はそれから購入権を得るまで年単位で待ちます。 これは、限られたワインに対して、すでに購入者が決まっているからです (アロケーション (allocation) とよんだりします)。 一生購入権が得られないかもしれません。 また、購入権が得られたと思ったのも

幻のゼロヴィンテージ !?

「2008」というだけで、価格に2倍のちがいがあるんです。 Promontory (プロモントリー) というワインで、あのハーラン家の新しいプロジェクトです。 2008年ヴィンテージがどのくらい高いかと言いますと、本日wine-searcherで調べてみたところ、15万円前後で世界で3か所のみで売られているようでした。 一方、例えば2012年ヴィンテージの価格をみてみますと、それでもかなり高いのですが、半値の7、8万円前後で多くの場所で売られています。 それではどうし

「ワインセラーとか持ってるの?」

「ワインセラーとか持ってるの?」 わたしが誰かにワイン好きであることを伝えたときに、多くの方々からいただく言葉です。 これは、わたしがワイン関係の仕事をしているわけではないことも大きいかもしれませんが、日本に特徴的なことだとも思います。 日本の場合、ワインを愉しむ文化が定着していないこと (約4本/年)、部屋の温度が高くなることが主な原因ではないかと考えます。 すなわち、「保管にお金を費やすほどワイン好きなんですね」というあいづちなのかもしれません。 ということで、

アメリカワインの本

“ワインのことはまったくわからない” けれど、なるたけ手っ取り早く “わかる” ようになりたい? それなら、この本が役に立つだろう。『NYスタイル ワイン・ブック』では生徒にも僕自身にとっても役に立つ話題をカバーし、覚えやすいように簡潔に説明した。 (NYスタイル ワイン・ブック「はじめに」より) アメリカワインと言えば、カルトワイン。しかし、知る限りでは、カルトワインの本は世界に一冊もありません。 ...ということで、アメリカが軸になっているワイン本で、いちばんのオスス