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消化器系を悪くして過敏性腸症候群や胃炎で苦しんでいた21年下半期の話

今年の下半期の間、消化器官系を悪くしてずっと体調を崩していました。今も万全というわけではないのですが、療養に集中し、大分良くなっています。残念ながら完治はしていません。
本当は完全に快調となってからにまとめたかったのですが、年の節目にまとめて投稿します。
自身の記録としての意味合いが強いので、散文なのはご容赦ください。

事の発端

7月の終わり頃から8月初めにかけて、腹痛、下痢、頭痛、食欲不振、眼精疲労、入眠障害、倦怠感などの症状が発生するようになりました。
時折、腹痛や頭痛が起きることはあったものの、あまりにも色々と不調が重なったために、流石におかしいと思い、近所のクリニックへ駆け込みました。

その場ですぐには判明しなかったものの、その後何度かの問診や検査を結果、過敏性腸症候群の診断を受けました。

原因について

明確な原因については、現時点でも分かっていないです。そもそも単一の要因ではなく、恐らく複数の要因があると思っており、診断や自分の中で思い当たる部分としては以下のものになります。

・食生活の乱れ(高カロリー食の暴食)
・疲労回復力の低下に伴う運動不足
・慢性的なストレス

まず、食について、慢性的に過食気味になっていたという点があります。
コロナ禍でデリバリー利用が多くなったことで1食辺りの摂取カロリーが高くなり、それまで取らなかった間食も取るようになりました。また、食事ではないですが、平日はほぼ毎日モンエナを常飲していました。
酷い時の例を挙げると、1日の食事でハンバーグとチキン南蛮の定食とMサイズのピザ1枚+サイドメニューを食べていたりしており、明らかにカロリー過多です。(低く見積もっても3000kcalオーバー)

運動については、元々筋トレをかなりしていたのですが、リモートワークで出勤もしなくなり、運動不足気味になってしまいました。
FitBoxingやリングフィットアドベンチャーといった運動ゲームもやってはいてそれなりに習慣化できていたのですが、あるタイミングから体調を崩しがちになり、運動する機会が減っていきました。

ストレスに関しては、公私で色々積み重なっていました。この場では本筋から外れるため、多くは触れませんが・・・。

これらは独立してた訳でなく、相互に悪影響を与えていたのも問題でした。ストレスが原因で暴食をし、暴食によって肝機能が低下した結果疲労が抜けず運動しない。こういった負の循環が続いていた結果、体調不良につながったと思います。
数値的に分かりやすい結果としては、体重が昨年の健康診断と比較して1年で8kgほど体重が増えており(67kg→75kg)、血液検査の結果で肝臓がかなり悪くなっていました。

治療に取り組んだこと

おおまかに「投薬」と「生活習慣の改善」です。

投薬について診療を受けつつ、いくつかの種類を試しましたが、あくまで対症療法的でこれ自体にあまり効果はなかったような印象です。

生活習慣については、おおまかに食事と運動について見直しを行いました。
具体的には以下のとおりです。

・朝食に食べやすいBASE BREADを摂り、1日3食に
・揚げ物等の高脂質や高FODMAPの食事を避ける
・不足しがちな食物繊維を飲み物で摂る
・ヤクルトを1日1本飲む
・筋トレを止め、散歩へ
・入浴時に湯船に浸かる
・足つぼマットも買って仕事中や隙間時間に踏む

食について、まずは3食をちゃんと食べ、1日の摂取カロリーを適正な範囲に収めるようにしました。
朝食はあまり食欲が出ず、元々は飲み物として栄養が摂れるCOMPを飲んでいたのですが、かなり甘い味付けで飲む気力が湧かないこともあったので、BASE BREADを試してみました。これが結構美味しく朝食の習慣付けに良かったです。食べないという選択肢もありましたが、昼夜の過食の抑制やBASE BREADが食物繊維が多いを考えると、食べるで正解だったと思います。
その他に、明らかに過剰だったカロリーや脂質を減らすように食事を選ぶようにし、その上で良さそうなものを摂るようにしました。

運動については、医者に勧められ、散歩を始めました。
前述の通り、元々筋トレや運動ゲームをやっていたものの、いつからか疲労の抜けがかなり悪くなり、毎日の習慣にすることが難しかったです。そのため、ゆるくでも散歩で少しずつ体を動かしつつ、長い目で体力を回復していくことにしました。
日に当たることもでき、適度なストレス解消にもなります。
ただ筋トレを辞めてしまい、しばらくして肩こりが起こるようになったのが最近の悩みです。

湯船や足つぼマットは効いているのかは不明ですが、自律神経の改善を期待してやってます。

症状と治療の経過について

8月
投薬による治療を開始するも、8月中はあまり改善が見られず。
特に酷いのが腹痛で、始まると30分~1時間以上激痛で横にならざるを得なかったり、夜中の腹痛で眠れないもしくは目が覚めたりすることも。
日中にも腹痛は起こるので、仕事中に発生し仕事ができない自体も度々起きていました。

9月
8月の酷い症状から多少改善。
腹痛・下痢症状は残っていたものの、その他の症状はたまに発生するくらいの状態で、おおよそ緩和されました。

薬を飲みつつ経過観察の状態の中で、食事については抜根的に見直し、症状の緩和に効果が見込めそうなものを色々試すように。(詳細は上記)

10月
知人に進められ、食事を低脂質、低FODMAPを意識し始めました。
FODMAPを完全にカットするのは難しいので、主食と飲み物を中心に変えていきました。具体的には、主食を米とそば中心に、飲み物はミネラルウォーター中心とたまに紅茶かカルピスにするように。

この頃から、腹痛の痛みや頻度が減り、また下痢便から軟便になるなど、変化が見られました。
また、この時期に受けた健康診断の数値で肝臓周りの数値も改善していました。

11月
症状も、腹痛の頻度がかなり少なく、また発生してもそこまで酷くはない状態に落ち着きました。
そのため、外出自体も安定的に行えるようになったので、調子が良ければ出社もしていました。

しかし、腸の具合は良くなった一方で、今度は喉の不快感や胃もたれの症状が目立つようになりました。

12月(直近)
胃の具合を確認するため、胃カメラ検査を実施。結果、胃が荒れていることが分かり、腸関連の投薬を減らし胃の治療にシフト。
治療に関して、自分の生活で意識的にやれることは基本的には行っているため、投薬で様子を見ていく心積もりです。

過敏性腸症候群に関しては症状が落ち着いてきたかなという感じです。体重もある程度減って70kgほどまで減りました。
最近は、少しずつ様子を見ながら、(極端に不養生なものを除き)以前の食事内容に戻せないか試しています。
数週間の感覚では、外食が中心になって多少胃腸に悪いものが避けられない状態でも大丈夫な程度にはなっています。昼夜でピザやスタミナ丼や揚げ物とか、攻めた食事ばかりになると、翌日に腸が張ったり腹痛になったりしていますが・・・。

ここ半年の変化と振り返り

胃腸を悪くしたことによる一番の変化は、症状によるストレスを常々感じるようになったことです。
いつ症状が出るか分からないこと、またそれにより食事や外出等の日々の行動に制限がかかること、慢性的な症状がいつ改善されるのか見通しが立たないこと。
病気による不安やら不便やらを慢性的に感じており、それ自体がストレスになっていると思います。
(まぁ、それに対してストレスを感じること自体があまり良くないんでしょうけどね)

一応快方には向かっていると思うので、今後も気長に向き合っていこうと思います。
(とは言え21年中になんとかなると思ってたから、1年で治したいなぁ)


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