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なんてことはない発言にモヤっとした時


「無知は罪」という言葉は、あまり好きではない、です^^

知らないこと自体が罪なわけではなくて、

問題なのは、

知らないことで誰かを意図せずとも傷付けてしまう可能性があったりすること

なんだと思うから。

それを「罪」という言葉にくるんで表していることに、違和感なのです。

例えば人種差別や部族差別。

もちろんしてはいけないことだし、

二度と不必要な差別が起きないように、その歴史や時代背景を周知すべく活動をする、というのはされた側ができる工夫の一つ。

ただそれを、第三者が、傍観者が、

「無知は罪」

「知らないことは意識が低い証拠」

「そんなの許してはならない」

とばかりに槍玉に挙げて糾弾する、みたいな昨今の風潮は、平和的ではないなと正直思います。

(ま、これもあーだこーだの、一意見・感想に過ぎませんけども)

社会問題に限らず、日常会話でも各々のバックグラウンドを知らず、何の気なしの発言をしてしまうことは普通に起こり得ますよね。

「彼氏はいるの?」

(何で私が女性だからってパートナーが彼氏と決めつけるの?)

※最近ではLGBTについて周知されてきたからこう聞く人は減ってるのかな?

「結婚は?」

(どうして結婚するのが当たり前みたいになってるの?)

「子どもは?」

(不妊治療してる人だっているんだから、デリケートなこと聞いてこないでよ!!)

聞かれた当事者が悶々とする気持ちはわかる。

現に、そのことで悩んで問題を抱えていたり、実際過去に不快な思いをしたことがあるのかもしれないから。

だからこそモヤっと心が反応する。

でも言った側は果たしてどうかな?

ただ会話の流れで聞いただけかも?

世間話の一つという認識だったのかも?

そんなの気にするな、もっと強くなれ、と言ってるわけではなくて^^

モヤっとして、言ってきた相手に不快な矢印が向いたら、まずやってみてほしいこと。

それは、

「私は何がそんなに不快だと思ったのかな?」と、

相手に責任を転嫁するのではなくて、自分の内側に寄り添う視点を持つこと。


相手の発言は問題の本質ではなくて、

他の誰でもない自分自身が一番気にしている・問題だと思っていること

が相手の発言によって浮き彫りになった、というだけのこと。

・本当は彼氏が欲しいなと思っている

・結婚してない自分に引け目を感じている

・何よりも子どもが欲しいと切に願っている

などなど。。。

もっと深堀りすると、自覚してなかったけど奥底に押し込まれていた潜在的な望みに気づくこともある。

そして、自分の内側を大切に把握できたら、次は、

怒りや攻撃的な気持ちのまま終わらせるのではなくて、相手の内側を覗いてみる

ことも並行して行ってみることも大切だと思ってます^^

「どうしてそういうことを聞くのかな?」(と相手の内側に視点を落とすイメージで)

「昭和の家族像で生きてきた人だから、そういう価値観を持ってるのかな」

「ただ純粋に疑問に思って聞いただけかも」

そう思うことができたら、

切り取った発言に過剰に反応したり、

不必要に嫌な気持ちになったり、

勝手に傷ついた気になることも、

自分の力で減らせるはず^^


********


自分の感情は自分だけのものだから、どう思ってもどう感じても自由です。

だけど、自分で自分にダメージを与えるような受け取り方をしてないかな?


と自分の胸に問いかけてみた方が、

結局は心が楽でいられるんじゃないかな、

自分にとってプラスになることの方が多いのではないかな。

と、そんな風に私は思います^^




写真は大好き桜餅🌸💕

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