『オペラ座の怪人』〜kaf
観る前の今作のイメージはクラシックで固い、レトロなミュージカル映画という先入観以外の全部を削ぎ落としたような、良く言えば素朴なものだった。
が、実際は観てる途中からずっとイメージは変わり続けた。
冒頭から中盤にかけて、まるでアトラクションのように楽しみ、
後半からは主要キャラクターの3人の関係性の絡み合いに目が奪われ、
ラストでその3人の三者三様のあり方に心を打たれた。
オペラ座の地下に巣食う音楽に身を捧げた怪人役を演じたジェラルド・バトラー。
怪物性を保ちながら人間味も