往復書簡_佐藤研吾:06_「喫茶野ざらしへの仕込み」
連休に入っていよいよ大玉村の田んぼでは稲の作付けが始まった。水が張られた田んぼが、安達太良山と青空を逆さに映し出したその風景の中で、あちらこちらで稲苗を背負ったトラクターたちがバラバラと、グングン働いている。そんな田んぼの中を車ですり抜けていくのがとても良い感じ。たぶん情報として耳や目に入ってくる昨今の騒がしさがあるからこそ、そんな景色をよりいっそうとても美しいなと思ってしまうのかもしれない。あーいいなと思って、米作りもしたいなーなんて考えることもあるんだけど、なかなかそこに