![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147024797/rectangle_large_type_2_e7fadf037f86d7e8094e9213e4809ffb.png?width=1200)
値切り交渉はこうすべし
今回は値切りに関することで押さえておくべき要点とコツを述べてみたいと思います。
まず値切りには「良い値切り」と「悪い値切り」があります。
まずは良い値切り、というよりぜひとも実践すべき値切り交渉からお話します。
まずは金額が大きいもの、まず代表的なのはやはり店舗家賃です。
「いよいよ契約という時の直前、最後の最後にすべし」です。
本当に優良物件であれば値切った瞬間に大家さんから「じゃ結構です」と言われる可能性が高く、さらに「この人めんどくさそうだな」と思われるとすぐに他の人に権利が渡ってしまうかもしれません。
大家さんとは開業後、末永くお付き合いしていくことになるので良好な関係を築きたいものです。
でもだからと言って「言い値」で契約しろというわけではありません。
店舗家賃の設定というのは大家さんが決めるわけではなくて、不動産屋さんが「不動産鑑定」等をもとに割り出すものです。
さらにその設定値段はある程度「値引きを前提」とした価格にしていることが多いのです。
先方もその(値引く)つもりで予め設定しているのであればそれはこちらも堂々と交渉し、値引き後の家賃としてを享受しましょう。
それにはまず、値切らず、話をしっかりと進め、詰め、お互いの人間関係を作り上げて、全てが整って、さぁいよいよ契約!という段階で、不動産屋さん(大家さんにダイレクトというのは稀です)に掛け合ってみるのです。
不動産屋さんにしても大家さんにしても「ここまで来たからにはしょうがない」という心理になるものです(ましてやこのコロナ禍のご時世であればなおのこと)。
さて、珈琲文明を例にしますと毎月の家賃が最初は13万5千円(その他商店街の共益費等もろもろ含めると結局毎月15万かかっている計算になります)とされていたんですが、この「5千円」という部分が私には「ここが値引き前提の設定金額ですよ」というメッセージに見えてならなかったもので(笑)最後の契約の時に最初にして最後の一撃必殺の「値引きの剣」をただ一度だけ抜き、見事に13万円に叶えられました。
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?