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「本当に良いと思った店(会社含む)は賞賛しそれを伝える」


先日珈琲文明のシンボルである「壁掛けボンボン時計」が壊れ、どこの業者からも「部品がない」という理由で修理拒否されたところ、これを17年前に購入した「故郷」に相談したら大丈夫だったという趣旨のことを店内発行の文明通信で書きました。
今回の話の肝(キモ)はこの後になりますがその前に参考までにその文明通信をサ~っと目を通してみてください→(以下「文明通信2月号」)
「時計入院中です・・・」
珈琲文明のシンボルといえば「ガス灯(もどきの外灯)」と「壁掛けボンボン時計」ですが、この「壁掛けボンボン時計」がこの度とうとう壊れました。
2007年の創業以来頑張ってくれましたが、♪百年休まずにチクタクチクタク ということでもなく、例えば地震が来た時などは「おい!誰だ揺らすのは!オレは誰の指図も受けねぇ、頭きた、止まってやる!」と思ってるかは知りませんが、案外振り子も脆弱でありすぐ止まりました。でも手で振り子を揺らすとまた機嫌良くなり動き出していたものなのですが、この度は本当に動かなくなりました。10年ほど前に一度動かなくなったことがあったのですが、徒歩10秒の「ファイヤーキッズ」さんに駆け込み、本来は腕時計専門のところ例外として直してもらったことがありました。今回も真っ先にファイヤーキッズに行ったところいろいろ体制も変わり当時いた職人さんもいなくなってしまったとのことで御徒町にある専門店を紹介してもらいました。以下その後の展開をダイジェストでおおくりします→
・御徒町の専門店では「ゼンマイ式はちょっとやってませんね。大阪に○○という人が個人でやってるお店があるんで○○で検索するとやっています」とのことで調べてみるとそこはやはり腕時計専門だった。
・ネットで「職人さんが大勢集うサイト」のようなものがありそこに一斉に見積もりをすることが可能ということでこれは期待大!喜び勇んで申し込む→5社くらいから回答があるも全てが「部品がないため対応できません」とのこと。
「部品がない」!?さすがSEIKOの前身「精工舎」の時代の時計・・・。
もはや万策尽きたか!?と途方に暮れていたところでふと思い出したのが、そもそもこの時計を購入したアンティークショップのことでした。
東北沢にある「山本商店」が17年前に購入したこの時計の故郷でした。
17年も経つとそもそもそのお店が現在も営業しているのかも怪しいので調べてみるとしっかりと健在で、問い合わせてみると至極当たり前のように「大丈夫ですよ」と言われました。頼もしい!逞しい!素晴らしいぞ山本商店!と喜び勇んで実に17年ぶりに東北沢にブツを持ち、一路東北沢まで行っててまいりました。
そんなわけで文明壁掛けボンボン時計は只今生まれ故郷にて入院療養中であります。
間もなく退院しくるのでその際はまた見守ってください。
※「山本商店」に関しては裏面で詳しく紹介します
~文明通信2月号より~
以上が文明通信でありまして、これの裏面にはさらに「アンティーク山本商店」の基本情報(定休日や営業時間や場所等)を記載しました。
今回の話の肝はここからです。

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