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​まわりが放っておかない店

前回、フックをたくさん持て(「取材後の出版内容及び価値のある本や番組に出る極意」)という内容の話をしました。

今回は、「そうはいってもそのフックとやらが思いつかない、特殊な興味はないんだけどなぁ・・・」という方に向けた極めて具体的な提案をしたいと思います。

キーワードはメディアだろうが一般のお客さんだろうがとにかく「まわりが放っておかない店」です。

例えば珈琲文明も載った「喫茶店の本」(←本当にオススメの本なのでぜひともご購入を!)の中で、こんなお店がありました(※写真参照)。

古い蔵を改造改築したこのパン屋さん、皆さんはこのお店を見てどうですか?凄い!って思いますよね?行ってみたい!って思いますよね?

私はこのお店のことをこの本で見るまでは知りませんでしたのでもちろんこのお店の回し者でもなんでもありません。

店主の方がどのような人なのかもパンの味もわかりません。

でも、この内装造りはもう圧倒的ですし、パンも見るからに美味しそうです。

本からの情報だけになりますが、店主の方はここでお店を出したいがために埼玉から引っ越してきたそうです。

写真だけでも圧倒されるこんなお店、雑誌や各種媒体が放っておくわけがありません。

もう一つわかりやすい例を挙げます。

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