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​席数確保のコツ

居心地が良くコスパも良い雰囲気抜群のお店に潜む落とし穴に注意!」にて、ゆったり過ぎる座席に注意のようなこと言いました。

当たり前ですが立ち飲み居酒屋じゃないのでギッチギチに小さいテーブルを詰め込むのはあり得ません。

要はどのへんが絶妙な塩梅なのかという話ですので、今回は具体的に切り込んでいきます。


まずテーブル席に関してですが、これは以前もお話したように「丸テーブル」がおすすめであります。

理由を述べます。

  1. 角がないことで場合によっては4名様以上も可能になる。

  2. イベント等でいつものテーブルレイアウトを変える時に四角テーブルよりも融通が利く(見映えがイイ)。

  3. 四角いテーブルを点在させるとどうしてもお客様同士の視線がぶつかるレイアウトになる。

などが挙げられますが、1.で述べた「4名様以上も可能」に関してですが、さすがに立食パーティーじゃあるまいし、ドリンク&スイーツが人数分乗る大きさが必要であります。


ここから本日の本題、「テーブル席の絶妙な大きさの塩梅」を述べますね。

丸いテーブル(以下「円卓」)の直径はやはり最小でも60cmはほしいところです。

2名様用と考えれば直径50cmでもいいのかもしれませんが、それだとドリンク以外にスイーツ、さらに私物(読み物やパソコン等)を置くにはかなり狭い感じになります。

そもそも結果的に座るのは2名様が多いかもしれませんが、イスは3席置いておくほうが荷物を置いたり(荷物カゴはさらにあると良いです)、脱いだ上着をかけたり出来るので3名様対応と考えておいたほうが良いです。


そしてもちろん3名様が本当に来た場合もそこに収容できるような大きさが必要であります。

以上の理由から円卓は直径60~80cmくらいが「絶妙な塩梅」といえます。


一点とても重要なことを言い忘れていました。

それは「ケーキのお皿をあまり大きいものにしない」ということです。

それ以前に「フード(スイーツではなくランチ等のドカっとした料理)は出さない」という赤澤メソッド筆頭項目がここでも重要になるのです。

3名様分の料理が乗る円卓となるといくらプレートランチであってもどうしてもある程度の広さは必要になってきますし、そういった観点(席数を確保)からもやはり料理はNGなのです。

さて、スイーツのお皿ですが、たまにこれもメインディッシュが乗るくらいに大きなお皿でシルバーも大き目で、そこがリッチな感じで良いと思う人もいるかもしれませんが、個人的には大皿は百害あって一利なしです。


3名様分のドリンクと皿が乗らないという悲劇ももちろんですが、スイーツの大きさが同じであっても皿が小さいほうが本体が大きく見えるという目の錯覚も起こせるのです(笑)。

では具体的にどれくらいのお皿の大きさが良いのかを珈琲文明を例にしてみます。

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