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P to P (!?)の強み

前回は「個人店の強み」について述べましたが、今回はこの点をもう少し補足します。

商売の種類には「B(法人) to B(法人)」「B(法人)to C(消費者)」などがありますが、今回はここであまり聞いたことがない(というより便宜上勝手に作って使用します)「P(個人※パーソナル) to CまたはP」という話をしたいと思います。

コロナにより飲食店はかなりの打撃を受けていることは間違いないのですが、少し興味深い話を聞きました。

それは、この現況化でのキャバクラとホストクラブでの売り上げの違いについてです。キャバクラ(ここでは主に高級なクラブに近いほうの業態のほうがより当てはまります)の売り上げが激減し、ホストクラブはそこまでの激減ではない、という統計結果です。その根拠分析としては、「キャバクラは法人での接待等の顧客もかなり多いことに対してホストクラブはそのほとんどが個人が完全に顧客であるから」とのことでした。

とても納得します。「個の自由」だけはどうにもならないといいますか、いや、悪い意味ではなく・・・。

夜のお店の話から離れてカフェの話にしましょう。

自粛要請が出たとして、買い物には出かけるわけです。その買い物の帰りにちょっと一息だけついてコーヒーを飲むという自由くらいはあっていいはずです(※あくまでも大混雑&密集状態にお店がなっていないことは前提ですがそういう状態は少ない)。そんな時にその消費者がチョイスするのはきっとチェーン店ではなく、個人的思い入れのある個人店であることが多いような気がします。

これすなわちP to Pです。

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