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宣伝広告はどれくらい重要か

2022年2月6日にあの日本放送(私にとってはオールナイトニッポンの局だというだけでテンション上がりました)にて実に10分以上に渡り珈琲文明や私のことを紹介していただきました。

(この記事は2022年2月に投稿されたものを再投稿しています。)

さて、今回の本題はラジオ出たという話ではありません。

これまで様々な雑誌やメディアで取り上げられてきたその後の反響や結果の話をまずいくつかしたいと思います。

まずはちょうどこの度の日本放送ラジオのオンエア後の結果ですが、直接的に「ラジオ聴いて来ました~」というお客さんは現時点で皆無です(笑)。

オンエア後まだ3日しか経っていないとはいえ今後もそんなにこのラジオが来店動機である人は多くないと予想します(この土日はいつものように常にほぼ満席状態でしたのでその中に実はラジオが来店動機だった人もいたかもしれませんが個人的にはそんな感じはありませんでした)。

嫌らしい話ですが、この度のラジオ放送(全国網の日本放送で10分以上独占)を広告宣伝費で考えたならばそれこそ莫大な金額になっていたと思います。

他にも過去にテレビ神奈川に30分近く独占出演したこともありますが、テレビ神奈川広報が公式に発表しているので書いてもいいと思いますが、10分の宣伝をする場合80万円かかるそうなので、つまり単純計算で240万円分の広告宣伝費に相当する媒体露出ともいえました。

他にも某有名情報誌に店舗広告で載せる場合4分の1ページの1マスで7万円かかるところに当店の記事が1ページ(つまり4倍)載りまして、その時の広告費換算は28万円です。

ここでさらに重要なポイントとしては、当店が露出や掲載されたのは広告ではなくあくまでも番組や記事としてということでして、これはあからさまな宣伝広告より大衆に届くというのは明らかですよね。


さて、問題はここからです。

そんな「宣伝広告費に換算すれば莫大な記事」に掲載されたところで、その結果である来店効果はどんな感じだったかと申し上げますと、結論から言うと今回のラジオ同様ほとんど関係ありませんでした。

いや、もちろん多少は効果があったのも確かですが少なくともウン十万円ウン百万円の広告宣伝費をもし投入してた際の費用回収には遠く及ばないということです。


このことはつまり「広告宣伝費というものをかけても集客にはほとんど繋がらない」ということが言えると思うのです。


フリーペーパーやグルメ系サイトに有料広告掲載してクーポンを出したりするのも団体客狙いの居酒屋や単価の高い業態ならまだわかりますが、単価千円前後の個人店のカフェがそれをやる意味は全くないと思います。繰り返しになりますが、「明らかに広告」というものよりも「番組や記事そのもの」のほうが圧倒的に効果はあるというその番組や記事でさえもそんなに集客効果はなくなってきているのが現状なのです(昔は確かにかなり効果的だったとも思いますが)。


ではどうやって集客すればいいのか?という話に移ります。

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