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台湾文学の祖母による名作の新訳『城南旧事』林海音著、大原聖蘭訳

文学ラジオ第182回の紹介本

台湾文学の祖母による名作の新訳
『城南旧事』
林海音著
大原聖蘭訳
行知学園

パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!

文学フリマ東京でご恵贈/台湾文学を築いた作家の味わい深い作品/中国語圏の教科書に載る作品だけど光も影もある/著者&作品紹介/1920年代の北京が舞台/現代的な文章で読みやすい新訳/解説が充実/小学生年代の主人公が描かれる/ストーリー紹介/「惠安館のお話」の主人公の思いやりに感動/「海を見に行こう」はダイチが一番好きな作品/「蘭姨娘」の階級差を超えた恋愛話/「驢打滚」の家族を犠牲にしないといけない格差状況/小学生から大人まで読むのをおすすめ/前向きになりたいときに読むのもおすすめ/次回予告

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版元サイトより
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1920年代北京。

台湾から引っ越してきたばかりの少女・英子は、北京の伝統的な街並み・胡同(フートン)の中を駆け回る。

近所に住む友だち、空き地で会う若いお兄さん、家に転がりこんできた魅力的なお姉さん、田舎からやってきた乳母、そして最愛の父……出会いと別れの中で、否応なしに大人になってゆく姿を描いた中国語文学の傑作。  

林海音は「台湾文学の祖母」と称され、『城南旧事』をはじめ多くの作品を残しただけでなく、後進の作家の育成にも携わり台湾文学の再構築に貢献した。代表作の『城南旧事』は幼少期を過ごした北京での思い出をもとにした自伝的小説。 激しく変化する時代に翻弄されながら、ささやかな生活を送る人びとをあたたかく描いた本書は高く評価されており、中国語圏では小学生向きから高校生向けまで幅広い年齢に向けた教科書にも掲載され、広く親しまれている。  

本邦初訳「序章にかえて」を含む完全版・新訳。

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