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#160 お彼岸におはぎを食べる / 季節を感じて楽しむ
秋のお彼岸の頃、おはぎを作る。
年に一度の手作りおはぎ。
春のお彼岸に作るのはぼたもちと呼ぶことを
ある程度の歳になるまで知らなかった。
大好きなおやつだが、
作ろうと思うのはなぜか秋だ。
以前はお店で売っているような俵型にしていたが、
ここ何年か小さなまんまるのボール型に丸めて作っている。
小さいサイズだと、少しだけ食べたい時はひとつ、
もう少し食べたい時は二つ、三つと
食べる量を調節できるのがいい。
いろんな味を作るので
小さく作って一回にいろいろな種類を食べられるのも楽しい。
今年は、餡でくるんだの、きな粉、青のりの3種類。
年によってはすった黒ごまをまぶす時もある。
若い頃はおはぎを作ろうなんて思わなかったが、
今はネットの普及でレシピには事欠かない。
「おはぎ」と検索すればレシピがたくさん出てきて、
動画レシピも充実している。
私は「おはぎはこのレシピ」という決まったものはなくて、
毎回検索して気になったもので作っている。
目に飛び込んできた
『【簡単】炊飯器で作るおはぎの2合レシピ』というタイトル
を開いた。
炊飯器でできるのは手間なく、ありがたい。
あんこは少し前の休日に炊いてあったので、
炊けたもち米を丸めてあんこで包むだけだ。
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![](https://assets.st-note.com/img/1696166573416-1gHeggXDyb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696166748224-pshW5ZDssD.jpg?width=1200)
次にきな粉と青のり味を作る。
![](https://assets.st-note.com/img/1696166680230-PHjYwhwTZt.jpg?width=1200)
こちらはもち米の中にあんこを入れて丸め、
外側にきな粉と青のりをまぶす
![](https://assets.st-note.com/img/1696166682117-GfmpFXKfq7.jpg?width=1200)
外側に衣をまぶすので、少々あんこが見えていても大丈夫。
気にせずくるくる丸めていく。
![](https://assets.st-note.com/img/1696167199417-lGbMM05mBC.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696167200609-z5Jw5gqzkh.jpg?width=1200)
青のりの袋を開けたとたんに
ふわっと海苔のいい香りが鼻をくすぐる。
体にいいし、おいしいし、香りもいいし彩りも良くて、
まぶしながら、良きことばかりの青のりをこんなに食べられるものは
ないのではと思う。
きな粉だって体の良さには負けていない。
我が家の砂糖は白砂糖でなくてんさい糖を使っているので
砂糖のとりすぎという面では
白砂糖を使っていた頃ほど気にしていない。
てんさい糖使用歴24年ほどになる。
きな粉も黒砂糖を混ぜて作っていて、
これが我が家のきな粉の味だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1696167324033-2CpWMmTQap.jpg?width=1200)
3種類のおはぎができあがったら、さっそくおやつの時間。
![](https://assets.st-note.com/img/1696168263027-7S919LIW6K.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696168264821-QkNoOObgAF.jpg?width=1200)
緑茶を入れて、オーソドックスなあん衣のおはぎからいただきます!
ゴクリとのどを鳴らして箸でおはぎをそっと割り、
挟んで口へ。
ああ美味しい。
緑茶をすすって、また一口。
炊飯器でこれだけできたら上等ではないだろうか。
もち米100%のおはぎはモチモチで
あんこは自分好みの甘さに炊いているのでちょうどいい。
簡単で美味しいレシピを提供してくださっている方々に
頭が下がる。
![](https://assets.st-note.com/img/1696168389710-NdTIXEv4Ao.jpg?width=1200)
残りは、お正月とお彼岸くらいしか登場しない
大きなわっぱのお弁当箱に詰めておく。
![](https://assets.st-note.com/img/1696168413367-PuhBlaAx1d.jpg?width=1200)
おはぎを作り始めたきっかけは、
息子が小さい頃、お彼岸におはぎをいただくという
日本の伝統行事的なものを味わわせたい、
私もそういうのを楽しんでみたいということだったと思う。
またその頃、息子の友だちのおばあちゃんが
よくおぜんざいやおはぎを作ってふるまってくれた。
それがとてつもなく美味しくて、
美味しいと伝えたらたくさん届けてくれたこともある。
家でこんなのが作れるんだなあと
一気にあんこやおはぎ作りを身近に感じた。
とは言え、子育てや仕事に忙しい時は
作る気力やよゆうがない時もあり、
少し手間のかかることはなかなか手が出なかった。
それが、できる年は作ってみようとなり、
ここ何年かはお彼岸のおはぎが定着してきた。
自然や食べ物で季節を感じることの楽しさ。
おはぎの美味しさは昔から伝えられてきた
日本の伝統の味。
あんこ、もち米、きな粉、青のり、ごま。
どれも素敵な食材だ。
⇩こちらは2年前のお彼岸のおはぎ。
きな粉、青のり、黒ごまで。
![](https://assets.st-note.com/img/1696171047733-XEoMU86ztR.jpg?width=1200)
⇩こちらは去年のおはぎ
⇩こちらが参考にしたレシピサイト
🌱お読みいただき、ありがとうございました(^ω^)