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うにのようなビヨンドとうふ
「コーヒーは飲めないけれど、コーヒーフレーバーは好き」という人は、まあまあいると思います。
あの苦さやカフェインの強さがダメだけど、コーヒーの味や香りは好き、という感じなのでしょう。
それと同じように、私の友達に「うには苦手だけど、うにバターやうにおかきは好き」という人がいます。
うにの魚介的生臭さや、喉の奥にぐっとくる、あの独特な風味が苦手なのでしょう。
その友達から「うにのようなビヨンドとうふという食べ物が美味しい」と聞きました。
「うにバターのようなコクとクリーミーさはあるけれど、生うにの生臭さがない」とのこと。
ビヨンドとうふは、買い物の時に見かけて気になってはいました。
でも、私は本物のうにが好きなので、買おうとは思わなかったんですよね。
どうせ食べるならリアルうにがいいなぁ、と。
しかし、身近な人に勧められて俄然食べたくなりました。
その友達がグルメで、美味しいものを色々知っている、というのも興味を引く一因となりました。
そんなわけで早速ゲット。
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原料や成分はこんな感じです。
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袋を開けると、プリンのような形状で入っていました。
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スタンダードに(?)、ウニ丼で食べてみます。
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たしかにクリーミー!
そして生臭さゼロです。
だけど、魚介のコクは感じます。
おそらく、原材料に含まれる魚醤(ナンプラー)のおかげでしょうね。
リアルうに好きからすると、もっとガツンとくる魚介のクセがあっても良いのですが、「うに気分」は充分味わえます。
普通のうにと同じように、パスタ等にしても美味しそうです。
こういう「もどき食品」を作ったら、日本人は世界一なのではないでしょうか?
代表的なものはカニカマだと思うのですが、もはやカニと張り合うというより、「カニカマ」というカテゴリを確立していますし。
見て味わって楽しい・美味しいという以外に、アレルギーや特別な理由で、特定の食べ物が食べられない人にとっても幸せな選択肢が増えることになりますよね。
商品の企画・開発を行う全ての人を尊敬します。