小松菜と油揚げと豚こま肉の炒め物
成長すると味覚は変わりますよね。
子供の時に苦手だったものが、大人になってから好物になった、といったことはよくあることです。
子供の舌は、毒か栄養かを見分けるために、辛いものや苦いもの、酸っぱいもの=毒・腐っているもの、甘いものや塩っぱいもの=栄養・ミネラルなど身体に必要なもの、と感じるようにできているという説を聞いたことがあります。
そんなわけで、子供は苦いものや酸味の強いものが苦手なことが多いようです。
特に苦味は大人にならないと解らない味なのかな、と思います。
私が野草やコーヒー、魚介類の内臓等の苦さを「美味しい」と感じるようになったのは、大人になってからでした。
また、特別苦いというわけではないのですが、小松菜は子供の頃はちょっと苦手で、大人になってから好きになったものの一つです。
昔は小松菜に何とも言えないエグ味を感じていたのですが、今は風味豊かな野菜としか思いません。
小松菜と油揚げの組み合わせがとても好きです。
相性が良い食材じゃないかなと思います。
お味噌汁にしてもいいし、炒め物も美味しい。
油揚げの油が、小松菜と良く合う気がします。
これらに豚こま肉を加えた炒め物も好きです。
油は引かず、豚こまと油揚げの油だけで小松菜を炒めると、私にはちょうど良い脂っこさになります。
全て安価な食材で作った一品ですが、立派な副菜として成立します。
彩りのバランスもまあ良いのではないでしょうか。
豚肉の旨味が油揚げと小松菜に染みて美味しいですよ。
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