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だいたいの音楽や演劇やどうでもいいただの普段の散文。
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2020年6月の記事一覧

【聴くnote】はじめました。

【聴くnote】はじめました。

突然ではないですけれど、「聴くnote」始めました。

とはいえ、少し前から、Stand FMで音声楽しいな。

と自分で話してみたり、友達や仕事仲間と始めているんですけど、この立ち位置を、「自分語り」ではなく、「聴くnote」的な扱いとして、少しだけ、「書く行為」とは別の扱いにしたいなと。

音声と文字は、伝わることは違います。

同じ中身でも、少しだけ違う。

体温かもしれないし、空気感かもし

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身の丈を知り、着たい服を見繕う。

身の丈を知り、着たい服を見繕う。

最近、「あー、自分は手を広げすぎたな」と感じることがある。

希薄な人間関係の中で、悪い癖。

「こんな自分がいますよ。」と誰かに知って欲しいという欲が出た。

冬頃だったかな。

やたらと周りに自分ができること、やってきたことをたくさん話した。

多分、話は少し盛っていただろう。

結果、待っていたのは、薄氷の上を歩くような関係の中で、世間様向けの自分で生きることだった。振り向く必要がない場所に

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風が迎えにくる夜に。それは6月の中旬の東京での出来事。

風が迎えにくる夜に。それは6月の中旬の東京での出来事。

あっという間に今年も6月の中旬。

ついこの間、記憶も薄れるような感じで時が経ってしまったけれど、
実家に飽きて、東京に戻って寄席に行き、落語三昧の正月はつい最近のようで、いつかの彼方のよう。

3月の後半に実家に戻り、そのままリモート大在宅時代に突入して、僕は少し病みかけた。とかまでいうのは大袈裟だけど、実際には、キツかった。

そもそも苦手な地元で、事情があったとはいえ、缶詰のようになり、仕事

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積読は未来への片道切符

積読は未来への片道切符

明日の楽しみがあるから、なんとなく寝る前にワクワクしてしまう。
そんな時、きっと誰にでもあると思う。

僕は、レコードを買ったり、本を買ったり、だいぶ先まで落語を見たり、演劇の予約をしたり、スケジュールを埋めていくことが好きだ。
カレンダーの空白を不安に感じてしまうこととは、少し意味合いは違う。
そこは誤解のなきように。

本について、いつしか、「積読はなんだか悪いこと」。そんな空気が出来上がって

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ごっこ遊び

ごっこ遊び

昔から、「自分じゃない何者かになる」想像をすることが好きだった。
いわゆる「ごっこ遊び」。

幼稚園から小学生の頃は、ヒーロー戦隊になりきって、幼なじみたちと遊んでいた。
今日は自分がヒーローで、今日は自分はナンバーツー、いわゆるブルーで、明日は敵役。

その後、中学生になってから、サッカーを始めたら、左サイドバックをしていた自分は、憧れの日本代表選手になったつもりで部活に精を出し、
残念ながら試

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