入社して2か月のPMから見たAsobica
こんにちは。2024年1月にAsobicaに入社したPMの城後(@cabos_com)です。縁もゆかりもない京都に移住して早いもので3回目の春を迎えようとしています。これまで2021年から3年ほどフリーランスとして、プロジェクトマネジメントやデジタルマーケティングを主な担当領域に様々なプロジェクトを担当させていただいてました。
表題にあるように入社してもうすぐ2ヶ月となります。入社理由にフォーカスしたエントリを書くには少々先延ばしにしすぎたので、それなりに時間の経った今だからこその「実際に働いてみてどんな感じ?」を書いてみようと思います。
Asobicaのいいなと思うところ
まずはじめにAsobicaについて簡単にご紹介します。Asobicaでは、企業やサービスのファン作りの支援をするロイヤル顧客プラットフォーム「coorum(コーラム)」を軸に事業を展開しています。
社員数は125名(2024年2月時点)で「これからもっとがんばっていくぞ!」という時期。もちろんすべてが順風満帆という状態ではありませんが、きっと大丈夫だろうと思える要素がいくつかあるので書いていきます。
全員で成果を上げようとするスタンスがある
会社は学校じゃないというのはありつつ、Asobicaの雰囲気を例えると「受験勉強はもちろんがんばる。だけど、合唱コンクールや体育祭も優勝を目指すクラス」みたいだなと思います。
受験に関係ない行事がんばって何になるの?と斜に構えることなく皆が協力し、良いムードを醸成しながら、結果的に個々人の目指すゴールも達成していくようなそんな感じです。
入社してとてもいいなと思った出来事として、月末の経費申請できちんと期日内にやりきっているというのがありました。そんなの当たり前だよ!という声もあるかと思いますが、やはり経費申請というのはめんどくさいというのも正直わかります。それを先延ばしにすることなく、会社運営をしていく上で重要な仕組みである経理業務を全員が協力してやりきっているというのは素晴らしい行いだと感じました。
大きなミッションの達成にはたくさんの人の力を合わせなければなりません。Asobicaでは多様な力を集結させ大きな力を出すために、重要な決断時から日常の仕事中まで、あらゆるときに立ち返るものとして5つのバリューが設定されています。
個人的に5つのバリューのどれも働く上でのスタンスとして重要だなと思う反面、個々人の生まれ育った環境などが影響するため後天的に身につけるのはなかなか難しいものだとも思います。だからこそ、日常のありふれた出来事の中でスタンスというのは見えてくるものです。
まだたった2ヶ月しかいないのでAsobicaにいる全員のことをわかっているというのは到底言えませんが、先のエピソード含めた出来事や振る舞いを見聞きする中で良いスタンスのメンバーと働けているんだなと感じています。
様々な仕組みづくりがされている
入社して驚いたことのひとつにオンボーディングの充実度がありました。事業、カルチャー、社内制度、部署ごとの役割など、3日間をかけてOSをインストールするように説明してくれます。
Asobicaではオフィス/リモートどちらもOKなハイブリッドな働き方を実施していますが、この機会だけはオフィス推奨。CXOや責任者が熱量を持って伝えてくれるのでとてもいいオンボーディングだったなと記憶に残っています。
また社内WiKiであるNotionやバクラクを利用した社内の仕組みも整っており、入社直後でもほとんどのことは難なく解決できました。もちろんイレギュラーなケースや仕組みで解決できない部分は発生するので、その際は都度Slackで質問したり新しく仕組みづくりをしたりする必要はあります。ですが、基本的なことはすでに下地があり、それもまたすぐに仕組み化されるので、本来やるべきことに時間をかけられる状態にしているのはいいサイクルだと感じています。
このような仕組みはもちろん、そもそも仕組み作りに向き合う体制づくりは年数が経ち、人が増えるほど効果が出てくる一方で、取り組むハードルは高くメンテナンスも必要で大変なのは言うまでもありません。今後スケールするための下地をこのサイズ感の組織ですでにやっているというのは個人的にいい取り組みだなと思いました。
「あらゆる企業の意思決定の在り方を変革する」というテーマのおもしろさ
冒頭でAsobicaの紹介でコミュニティプラットフォームSaaSを提供する会社という説明をしていましたが、あくまで現時点の伝え方であって目指している姿は異なります。以下は代表・今田さんのインタビューからです。
長く利用されるサービスはどんなものか?という質問に対してひとつあげるとすると、業務プロセスに必要不可欠なOSやインフラのような存在だと僕は思います。
現状の「coorum」がサポートできるのは、コミュニティを介したロイヤル顧客のデータ取得や育成なのでまだまだOSやインフラではありません。ですがここからデータの統合と活用がされると、あらゆる企業の業務プロセスに組み込まれ、ひいては「あらゆる企業の意思決定の在り方を変革する」ことも不可能ではないと考えています。この未来感は結構わくわくするなと思っていて、これが入社を決めた理由のひとつです。
最後に
Asobicaとしても、僕としても、まだまだやりたいことも課題もたくさんな状態です。“遊びのような熱狂で、世界を彩る” そんな我々のミッションを実現するには、一緒にそんな世界をつくっていく仲間を増やしていかなければなりません。この記事を読んで興味を持った方はぜひ下のURLからどんな会社なのか覗いて見てください!