子供を褒める3つのポイント 上手に叱る4つのポイント 自分でできる子に育つほめ方叱り方
おはようございます!
昨日の記事は無条件子育てとはなにか?について書きました。
第2回のテーマは「子供の効果的なほめ方・叱り方」です。
早速参りましょう!
褒める時の3つのポイント
●成果よりもプロセスを褒める
子供を褒める時に大切なのは能力や性格ではなくて取り組んでいる家庭や努力、挑戦した姿勢、やり方を工夫した点などに言及して励ます事です。
テストで100点を取った事についてそれ自体頭がいいね!と褒めるのではなく100点が取れるまで努力してきた点を褒めてあげるのがポイント!
●もっと具体的に褒める
なにかにつけて「すごいね!」ととりあえず褒めてみたりって多いと思いますが、具体性に欠けると自分の優れているところや努力が必要点がわかりにくくなってしまいます。プロセス褒めを組み合わせてどこがどうすごいのか具体的に伝えていきましょう!
●もっと質問する
大切なのは親がどう思ったかではなく、子供がどう思ったかです。
質問するときは「今日はどうだった?」などの抽象的な質問ではなく、「今日お友達といて楽しかった事は何だった?どう思った?」など、ここでも具体的な質問が良いです。
叱る時の4つのポイント
上手に叱る事は褒めるよりも難しいです。
子供も癇癪を起こしているし親もイライラしています。
効果的なポイントをみていきましょう!
●「ダメ!」「違う!」を出来るだけ使わない
子供はこのような否定の言葉を聞き続けると脳が戦闘モードになり癇癪を起しやすくなります。
まず「ダメ!」と口走ってしまう前に、子供は何をしたかったのか?何を言いたかったのか?を理解する。
ありのままの子供を受け入れる事が重要です。
●結果ではなく努力やプロセスに目を向ける
褒める時同様、過程に目を向けるのがポイントです。結果に至るまでの努力ややり方に対してネガティブな評価なしに具体的にフィードバックを与える事です。
子供は能力ややり方を否定されると無力感を覚えて成功意欲を失ってしまいます。
●好ましくない行動の理由を説明する
子供に、自分がとってしまった行動が相手にどのような影響を与えてしまったかをしっかり説明する、という事です。
罰を与えるなど一方的な叱り方では子供はいかに罰をさけてかいくぐるかを考えてしまうため根本的な解決になりません。
因果関係を理解すれば相手への思いやりも生まれます。
●親の気持ちを正直に伝える
例えば、外出前にスムーズに支度をしてくれない子供に対して、「朝、時間通りにおうちを出れたら、私は安心するんだけどな」というように伝えます。
親自身が自分の気持ちを正直に提示し解放することは子供が相手の感情を思いやるきっかけとなり円滑な人間関係を築く力が身につくといわれています。
以上、褒める時の3つのポイント、叱る時の4つのポイントについてお話しました。今は褒めて伸ばす風潮がありますが、僕自身とりあえず「すごいね!」って言っちゃってるなーと感じています。褒める時は具体的に!叱る時は否定語をいう前に子供の思いを理解する努力をしようと思いました。
学びが多い良書です!
是非読んでみて下さいね!
それでは本日も素敵な1日を!