冬には冬の歌を聴きましょう。
日本には四季があり、四季を描いた素晴らしい音楽も数多くあります。外も寒くなって来たことですし、冬の歌でも聴きませんか?
1.スノースマイル/BUMP OF CHICKEN
1曲目はみんな大好きバンプです。スケール感の大きいアレンジに乗せて、幸せだった頃の恋人との冬を想う、甘酸っぱい失恋の歌。藤原くんの歌詞は本当に素敵だし、頭の中で具体的に描けて感情移入出来ます。偉大な才能だなぁと、改めて感じます。
2.クリスマス/JUDY AND MARY
シングル『Cheese“PIZZA”』との両A面としてリリースされた、JAM唯一のXmasソングですが、ブレイク前ということもあり、それほど有名とは言えない曲。Xmas感溢れるイントロから始まる、恩田快人の必殺ベースラインに乗せた疾走感のあるポップロック。歌詞はと言うと、Xmasの雰囲気が想像しやすいアイテムを並べつつ、恋人との幸せを願うどこか意味深な内容。個人的には今でもXmasソングと言うとこの曲を思い出します。
3.a winter fairy is melting a snowman /木村カエラ
『Snowdome』と悩みましたが、より冬を感じられるこちらを選択。タイトルを小気味良くリフレインするサビが印象的な、全体的に楽しい雰囲気のポップソング。『絵本のような歌詞』を理想とするカエラさんの世界観が、楽曲をより楽しげに演出しています。Xmasソングは何気に切ない歌が多かったりしますが、こういった明るい曲の方がイベントなんかには向いてますよね。
4.北風/槇原敬之
マッキーの冬歌というと『冬がはじまるよ』の方がメジャーかなとは思いますが(『チキンライス』も名曲ですが)、こちらもまた名曲なんです。秀逸なのはやはり歌詞。マッキーらしい、片思いを“北風”や“雪”いった季語を織り交ぜて叙情的に、優しい歌声で歌いあげます。いろいろと雑音の多いマッキーですが、名曲製造機であることに変わりはありません。
5.雪が降る町/UNICORN
私と言えばUNICORNなので(知らないですよね…)、もう冬と言えばこの曲です。Xmasソングではなく、“年の瀬”を叙情的に歌った珍しい楽曲です。その辺もUNICORNらしい捻くれ感がたまらないのですが。とは言え、解散前のネタ出し切った感が出始めた頃の曲なので、真面目な冬の名曲です。逆に今のUNICORNや奥田民生さんは絶対こんな曲作らないだろうなと。ファンにしかわからんですね…。
おまけ.お年玉/UNICORN
『雪が降る町』のカップリング曲として収録された曲で、『雪が降る町』が“年の瀬”ならこちらは“年明け”です。ネタ曲。初めて聴く方、一聴して「ゆず?」って思いません?もちろんUNICORNのが大先輩なので、私はゆずが出て来た時に、おや?と思ったものです。ちなみに歌は阿部さんとEBIさん。ハモりが気持ち良いフォークポップです。さらっと下ネタ入れるのが、やはりUNICORNたる由縁だなと。おまけが一番文章長くなってんな…。
と言うことで、あまり世間では取り上げられない楽曲中心の冬歌特集でした!