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春の味覚:土鍋で炊いたたけのこごはん【食レポ】
初めて土鍋でごはんを炊いてみた。
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みんなは言う。
土鍋で炊くと炊飯器には戻れない
と。
私がよく見るYouTuberはみんな土鍋あるいはStaubでごはんを炊く。
そんなに違うものなのか?
ずっと疑問が残っていた。
炊飯器はとても楽だ。
米を研いで後は放置。
その間に面倒をみることもないのに、どうしてみんなそんなに手間をかけたがるのか?
✲
そんなこんなで今日まできてしまったが、今日はたけのこごはんを炊こうとだけ考えていた。
春といえばたけのこごはん。
やっぱり旬のものは旬のうちに美味しくいただきたい。
スーパーで茹でるところまでしておいてくれたたけのこが売っていたので、これはもうやるしかない!と思い、購入。
私の御用達レシピサイトmacaroniでレシピを探していると、「土鍋で炊くたけのこごはん」がヒットした。
土鍋で炊く。
たったそれだけでも今までやったことがないわけだから、ひとつのチャレンジである。
持ってる土鍋も、ニトリの1人鍋をするために買ったもので、土鍋と言えるのか...?といった感じ。
鍋の〆の雑炊は炊いたことあるけど、あんなのはびちゃびちゃでもなんでもいい。
今回はツヤっとした、びちゃびちゃじゃないちゃんとしたごはんを炊かなければならない。(大袈裟)
✲
いざレシピに沿って炊いてみた。
米を30分浸漬させて、だしの素、醤油、切ったたけのこ、冷凍していた油揚げを入れる。
初めは強火で沸騰するまで勢いよく炊く。
沸騰したら、弱火に切り替えて10分、コトコトと炊く。
土鍋の蓋からもくもくと湯気がたちこめる。
「火加減いけてんのか....」
不安になりながらも、蓋は開けない。
赤子泣いてもなんとやら。
10分経ったら、火を止めて、さらに10分蒸らしのお時間。
その間に他のメニューを仕上げる。
✲
さあ炊きあがり。
レシピに「おこげがほしけりゃ最後強火で加熱しな!」とあったので、してみたものの、土鍋の底にくっついてできず😇
それはともかく、なんともおいしそうな炊き込みごはんのできあがり。
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ひとくち食べて、違いに気づく。
炊飯器には戻りたくない...!
大袈裟かもしれないが、それほど違うのだ。
最近よく他の炊き込みごはんもしていたが、炊飯器だとなーんかべちゃっとして、うまく仕上がらない。
水の加減も難しい。
今回の炊き込みごはんは、油揚げの力も借りてか、とてもツヤっと、しっとり、でもべちゃっとはしていない。
理想のお米の炊き具合といった感じ。
あー、なんかハマりそう...?
いやまだ、白米で炊いてないし。
白米の出来具合を見てから決めよう。
土鍋で炊くという何気ないチャレンジで、日々の食事に楽しみが増えるなら、ちょっとの手間くらいなんてことない。
✲
昔から炊き込みごはんが大好きだった。
夕飯が炊き込みごはんだと、とてもテンションが上がったことを思い出した。
具材の準備は少し手間だけど、あのワクワクには変えられないよな。
私も自分の子供ができたら、炊き込みごはんを楽しみにしてもらえるように、今からたくさん練習しておこう。
色々学び・気づきの多い1日だった。