親のまごころ【嫌だったことからの学び】
嫌ってほどではないけど、
実家に帰ると大量の荷物を持って戻ってこないといけなくなることがよくあって、
まあそれは、私がひとりになって間もないというのもあるけど、
単純に「家の物が片付くから」だと思っていた。
「あんた、このお皿も持っていく?」
「それ気になるなら持って帰ってもええで?」
と母はよく言って、色々持たせてくれる。
「行きより荷物が多くなるからやめてよ〜」と
私は断ることもあった。
silentの8話を見て、紬ちゃんのお母さんが同じようなことをしていた。
紬ちゃんも私と同じように、行きより荷物が増えることに困惑している様子だった。
色々持たせてくれる理由を聞く。
「親のまごころ」
とお母さんは返す。
「言葉じゃ伝えきれないから、物に託す」
この言葉を聞いてはっとした。
あれは親の隠れた愛情だったのか。
「元気でやっていきなさい」
「また連絡ちょうだい」
「ちゃんと食べるのよ」
そういった言葉をひとつひとつ伝えても、
子供にとっては「わかってるよ」で終わってしまうかもしれない。
言葉で言う代わりに物に託す。
考えてみればそうとも思えるが、
紬ちゃんのお母さんの言葉に、改めて親の愛情を感じ取った。
先日母と電話して、すれ違いが多くて
イライラしてしまった。
その場で泣いてしまい、「もう切るから!」と
一方的に電話を切った。
母が言うには、心配だけど同居してる彼を気遣って電話するのを躊躇っていたとのこと。
そんなん気にせず電話してよ、と思ったけど、
このドラマを見て、普段から見えないところで心配していたり、あれこれ気を遣ってくれていたのかな、とふと思った。
強く言ってしまったのを反省もした。
年末帰るのに、帰りづらくしてしまったことも反省🙄
今度実家に帰ったら、謝るかどうかは置いといて、
色々持たせてくれそうならありがたく受け取ってみようかな、と思った。
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