喫茶ナチュラルについて~フィルムポートレート個展2/28より開催します~
いよいよ残り1ヶ月。2/28~3/11、町田のお隣古淵にて、個展開催いたします。
個展に向けて、作品紹介等これからしていきたいと思います。
今回は、「喫茶ナチュラルで展示する理由」について書きたいと思います。
個展をやろうと決めてから、まずやることはレンタルギャラリー探しです。
私がこだわったポイントは
・座ってゆっくり鑑賞できるスペース
・できることならカフェギャラリーで、視覚だけでなく、五感全てで楽しむことができるスペース
・周辺環境が長閑
・できれば自然光が入ってほしい
です。
これを全て叶えてくれるのが、喫茶ナチュラルでした。
申し込み前に、実際に来店したところ、
落ち着く店内の雰囲気
装飾はあるものの作り込みすぎておらず、それでいて全てがお店に馴染んでいて、絶妙にリラックスできる空間
お店の方が偶然にも写真やフィルムに詳しい
メニューが美味しい
古淵という街の安心感
その全てに即決でした。
私の作品は、姿勢を正して細部まで緻密に鑑賞してもらうより、むしろ、ぼんやりと眺めてもらいたいと思っています。
多分、プリントが綺麗ですね、とか、多重露光の技術がすごいですね、とか言われるよりも、何かをうっすらとでも感じ取ってもらえるような空間を作ることが、一番の目標です。
美味しいグラタンを食べ、珈琲の薫りを堪能し、ふっと目線を奥の壁にやると、絵だか写真だかわからないけれど何かが飾ってあるから眺めてみる。
私はエリック・サティが好きです。(ただし詳しくはありませんので、大変恐縮ですが誤りがある場合があります。)サティの「家具の音楽」という捉え方が好きです。
ひきあいに出すのは大変烏滸がましいのは重々承知の上ですが、「家具の写真」を展示できたら幸いです。
何しろ、今回のテーマは季節と生命の循環ですし、それは、まさにすぐそこにあるもの、日常のものです。
そんな、日常の食事を、喫茶時を、よりリラックスして大切に過ごすことができる喫茶ナチュラルで個展を開催できることが嬉しいです。
2月28日~3月11日(※日曜月曜お休み)でフィルムポートレート作品の個展「Vivere」を開催いたします。良い時間をお過ごしいただけると幸いです。
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作品紹介に関する過去記事はこちら
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