ぼっーとしてアルファ波を出したい
最近はジムで週1回、泳いでいます。
昨日も泳ぎました。
プールの中にいる滞在時間は約30分。
泳ぐ距離は25メートルのプールを8往復で400メートル。
泳ぐペースを測ったら25メートルを38秒のペースで泳いでいました。
ということは、計算すると泳いでいる時間自体は約10分ちょっと。
プールの中にいる時間は30分なので、残りの20分、自分は休憩しているのだろうか、そんなに休んでいるつもりはないのだけど…
などいろいろ考えます。
さらに、手をゆっくり大きく動かすと、3秒ほどタイムが縮む
なども考えていたりします。
そんなことをぼんやり考えた末に
リラックスしに来ているプールでなんでこんなことを考えているのだろう
と自分で自分にツッコミを入れたりしています。
これは完全に職業病です。
翻訳をしている時、
25分に一回、休憩を取るようにしていますが
その都度、どれだけ進んだかをワード数もしくは文字数で見て
エクセル表に入れながらペースを確認しています。
翻訳者の方々は多かれ少なかれ
このようなことをしていると思います。
これは仕事なのでいいのです。
問題は、こんなことをいつでもどこでもやる習慣がついてしまっている
ということです。
脳科学的にもこれはダメです。
前回の記事でもご紹介しましたが、今、neurolanguage coachingという本を読んでいます。
ここに、脳波についての分析があります。
脳がリラックスしている時や深い瞑想時などに出るのがアルファ波。
「普段からα波の状態で長時間過ごしている人は、記憶力が高まり、新たなスキルを学ぶ能力を持ち、潜在的に天才肌となりうる。」
("… Jeffrey L. Fannin states that ‘people who spend their time mostly in alpha brainwaves possess enhanced memory, with the ability to learn new skills and potentially genius-like abilities’."
Paling, Rachel. Neurolanguage Coaching: Brain friendly language learning (p.50). The Choir Press. Kindle 版.)
これを読んで以来、アルファ波を出すべく
なるべく普段からぼっーと過ごす時間を持つようにしています。
これは自分の性分としては、結構ハードルの高いことだったりします。
プールで泳いでても、全然ぼっーとできないのですから…
「ぼっーとする」とか「ぼんやりする」ってそれ自体が才能だと思います。
目標を持つことは大事ですが、目標を達成するためにも時には体の力を抜いてリラックスする時間が必要だと思います。
自由自在にぼっーとできる体質になる、これが私の今の目標です。